今回は、”『だって望まれない番ですから』漫画ネタバレ!小説家になろうで読める?最終回の結末も徹底考察!”について記事にしていきます。
『だって望まれない番ですから』は、理由がわからないまま番の第三王子に嫌われていたアデルが主人公です。
今回はそんな『だって望まれない番ですから』の漫画ネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”『だって望まれない番ですから』漫画ネタバレ!小説家になろうで読める?最終回の結末も徹底考察!!”と題して進めていきましょう。
『だって望まれない番ですから』漫画ネタバレ!
登場人物
アデリエーヌ・リュシー(愛称:アデル)
国の命令で、ドラグランドの第三王子の番に選ばれる
”番迎えの儀”を行うには健康な体が必要なため、体が弱いアデルには時間が必要だった
第三王子には酷く嫌われているようで、腕を振り払われるほど
アデリエーヌ・ファーレとして生まれ変わる
竜族の国ドラグランドの第三王子
アデルを番に迎えた人物
アデルを嫌っているような様子が多いものの、本心では…?
名前は父親に奪われているらしい
ルチア・ボルボス
竜族、紅蓮の騎士団の騎士
アデルのことを良く思わない竜族の中で、アデルに優しくしてくれる数少ない人物
クレッシド・バルベール
竜族、紅蓮の騎士団の騎士
アデルに優しくしてくれる数少ない人物の1人
ルチアとは仲が良く、一緒にいることが多い
ここからは『だって望まれない番ですから』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
だって望まれない番ですからネタバレ1話
アデルはある時、国の命令で竜族の国ドラグランドの第三王子の番になることが決まりました。
竜族の番になるためには”番迎えの儀”をすることが必要で、そのためには健康な体が必要になります。
しかし、アデルは元から体が弱く、健康な体を手に入れるために儀式を少し伸ばしてもらっている状態でした。
番迎えの儀式
- この世で最も長寿である竜族が、異なる種族の番を迎える際に行う儀式
- 儀式を行うと番相手は竜族と同じ寿命となるが、肉体は儀式当時のままゆっくりと老いていく
- 竜族は平民は300年程度、貴族は800年程度、王族は貴族の倍以上の寿命を持っている
- 番は輪廻が終わって魂が消滅するまで残っており、次の世でも同じ番になると言われる
一方で、アデルの番相手の第三王子はアデルのことを良く思っていない様子でした。
会話をしても毎回面倒な反応をし、冷たい態度ばかりの第三王子。
ある時、体調が悪かったアデルがバランスを崩した時でさえ、第三王子は振り払うようにしてアデルを遠ざけたのでした。
だって望まれない番ですからネタバレ2話
ある時アデルは、元々第三王子の番に選ばれるはずだったラディア・ルドニー伯爵令嬢と顔を合わせます。
ラディアは体の弱いアデルが番に選ばれたのを良く思っていませんでした。
そんなことから、アデルにも冷たい態度を取るラディア。
たまたまアデルの傍にいたルチアがアデルを守ってくれるのですが、2人の騒ぎは大きくなり第三王子も駆けつけることとなるのです。
しかし、第三王子はアデルの味方にはなってくれないのでした。
アデルは第三王子が自分を拒絶していることを理解していました。
どんなに歩み寄ろうとしても、名前すら呼んでくれない第三王子にアデルもすっかり心を閉ざすようになります。
ある夜のこと、アデルは第一王子と第三王子の言い争いを聞きます。
第一王子と第三王子の言い争いの内容
- 第一王子と第三王子は父親から名前を奪われている
- 名前を取り戻すには、番の心からの愛と許しが必要である
(第一王子にはその機会はもうない→詳しい内容は不明) - 第三王子は名前はもう戻らなくて良いとも感じており、アデルと番う必要もないと感じていた
そんな中、アデルは第三王子が声を張り上げ、”殺してしまいたい”と話しているのまで聞いてしまいます。
アデルはそんな第三王子の本心を知り、酷くショックを受けるのでした。
だって望まれない番ですからネタバレ3話
回想シーンが始まります。
アデルと第一王子は今とは違う別の時代に生きているようです。
2人はお互いに惹かれあっているものの、アデルには婚約者のアッシュとの結婚が迫っていました。
その日、勇気を出して第一王子に対して想いを伝えようとするアデルですが、第一王子はそれを分かっていてわざとアデルの言葉を聞きません。
結婚をお祝いすると話し、花を贈る約束をした第一王子。
そんな第一王子の態度に、アデルは酷く傷ついてしまうのでした。
だって望まれない番ですからネタバレ4話
アデルはある時、第三王子から部屋を出てはいけないと命令されることになりました。
体の弱いアデルを守るような命令ではありますが、アデルにとっては監禁されているようにしか思えません。
友人であったクレッシドとも、すれ違いから仲違いしてしまったアデル。
それ以来、仲の良かったルチアともクレッシドとも連絡が取れなくなってしまい、アデルは1人で部屋の中で塞ぎこんでしまう日々が続くのでした。
そんなある日のこと、アデルは侍女が持ってきてくれた第三王子からの贈り物であるお茶を飲むことになります。
しかし、お茶を飲んだ途端苦しくなって…アデルは血を吐き、そのまま死んでしまうのでした。
目が覚めた時、アデルはとある手紙を受け取っている最中でした。
過去の記憶が一気に流れ込んできたアデル。
現在のアデル
- アデリエーヌ・ファーレ(アデル)として生まれ、現在はパイ屋に勤めている
- アデルは前世のことを忘れ、普通に暮らしていた→手紙を受け取り前世の記憶が蘇る
- 竜族の第三王子には250年前に病気で亡くなった番がいる
- その番が生まれ変わったと知り、第三王子は番を探しまわっているらしい
- 生まれ変わった番候補は50人おり、竜族からの招待状が届けられ晩餐会が開かれるという噂がある
アデルの元に届いたのは、そんな招待状でした。
ですが、アデルは第三王子の番だった辛い前世を思い出し、招待状を開かないまま燃やしてしまうのでした。
だって望まれない番ですからネタバレ5話
アデルはなんとかこの国を逃げ出してしまおうと考えました。
というのも、アデルに封筒が届いたことは既に知られているはずで、アデルが無視しようとも無理やり番候補にされてしまう可能性があるからです。
燃やしたはずだった封筒は魔法が掛けられているせいか今でも暖炉の中に残っており、アデルは逃げられないと感じたのでした。
アデルは城壁に囲まれた町、ガルダイルで暮らしていました。
しかし、アデルは住人から招待状が各国に配られた関係で、国を出るためには必ず登録が必要になったと聞かされます。
またアデルのような年頃の女性は特に、国の外には出られないと命令が出ているのだとも聞き、簡単に逃げられないと感じました。
そんなアデルはどうにか壁をよじ登って、逃げてしまおうと動き出すのでした。
だって望まれない番ですからネタバレ6話
アデルは街の住民から、過去竜族の王族に人間が番ったのは過去に4度あると話を聞きます。
今まで番った人たちがどうなったのか。
そんなことが知りたくなったアデルは図書館で調べ物をすることにしました。
すると、図書館では数多くの本の中に、竜族から送られてきた手紙と同じ紋様が書かれた本を見つけます。
アデルは竜族の文字を読むことはできません。
しかし、開いた本の中でアデルは、飲み物を落とし床に倒れる少女の絵が前世の自分だと気づき、酷く胸を痛めるのでした。
だって望まれない番ですからネタバレ7話
第三王子の番候補から逃げるためには家を捨ててこの国を離れなければいけないと考えているアデルですが、両親との思い出が残っている家を捨てるのは心苦しく感じます。
そんな中、以前から親しくしているレヴィが店にやってきて、少し話をすることになったアデル。
竜族からの招待状をたまたま落としてしまったこともあり、番候補に選ばれている事情をレヴィにも打ち明けたのでした。
一方で、レヴィは酒場に向かうと宿の手配をしました。
その後、たまたま隣に座った男性と話をする中で、様々な情報を手に入れるレヴィ。
男性は竜族の招待状の行方を調べているのだというのでした。
レヴィはアデルとの会話で招待状については知っていますが、そこでは口にしません。
ただ、色々と考えていることがあるようで…?
だって望まれない番ですからネタバレ8話-A
アデルが第三王子からの招待状を受け取った噂が街で広がり、アデルにとっても過ごしづらい日々が続いていました。
またアデルが番候補に選ばれた話を知ってから、店の常連であるレヴィもアデルのパイ屋に顔を出してくれなくなったのです。
招待状を受け取ってから、本当に散々な日々を過ごしているアデル。
そんなアデルは、錬金術師のデマリーの元を訪れました。
アデルが受け取った招待状は火に入れても燃えない特殊なものであり、アデルはデマリ―に相談することでなにかわかるかもしれないと考えていたのです。
その結果、この招待状には呪いが掛けられていることがわかり…?
だって望まれない番ですからネタバレ8話-B
錬金術師のデマリーに自分の前世を打ち明けたアデル。
すると、デマリ―はアデルに今まで竜族と結婚した人族たちのことを様々に教えてくれました。
今までの人間たちが竜族にしてきたことを知り、アデルはどうしてあそこまで人間が竜族に嫌われているのかを納得するのでした。
ただ、アデルはどうして自分は第三王子に毒殺されたのか、その理由がわかりません。
もしかしたら、自分は気づかないうちに第三王子を苦しめていて、その理由は忘れているのかもしれない。
そう考えていたアデルは、その日の夜に第三王子によって殺される夢を見ました。
それはアデルの覚えている前世の記憶とは違うものですが、アデルに恐怖を与えるには十分で…?
そうして心臓をバクバクさせながら目を覚ましたアデルは、なぜかアデルの部屋にいる第三王子と顔を合わせるのでした。
『だって望まれない番ですから』小説家になろうで読める?
だって望まれない番ですからの原作小説は
ムーンライトノベルズで読める!
ムーンライトノベルズは、小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿されたR18作品の中から、女性向けジャンルやBLジャンルを掲載しているサイトです。
原作小説
『だって望まれない番ですから』は書籍版も発売されていますが、原作小説と内容が変わっています。
コミカライズ版も書籍版を元に作られているようなので、原作小説を読むと色々改変されていることに驚きがあるかと思います。
原作小説を読む際や、書籍版・コミカライズ版を購入する際はお気を付けください!
『だって望まれない番ですから』漫画の最終回の結末は?
『だって望まれない番ですから』の最終回の結末は、アデルが第三王子と結ばれてハッピーエンドで終わると予想します!
ここからは最終回を予想するにあたって、
- 第三王子がアデルに冷たいわけ
- アデルを毒殺した人物は?
- 原作の結末に関して
気になった3つのポイントについて順番に紹介していきます!
結末①第三王子がアデルに冷たいわけ
第三王子がアデルに触れない他、名前も一切呼ばない様子が描かれていました。
そんなことから愛されていないと知り、酷く傷ついていたアデル。
どうしてこんなにも嫌われているのか?
そんな部分が今後のお話の中で、メインになってくるかと思います。
そもそも竜族や他種族にとって番とは、自分の片割れのような大切な存在のはずです。
番のアデルのことを、第三王子はどうして冷たく扱うのか?
今後明かされるのが楽しみな部分です!
結末②アデルを毒殺した人物は?
アデルは毒殺によって死を迎えました。
侍女が毒を運んできた犯人ですが、彼女は唯一最後までアデルに優しくしてくれた侍女なんですよね。
そんな侍女がアデルを毒殺するなんて、あまり考えられません。
きっと他に毒を仕込んだ犯人がいるはずなんです。
- アデルが想像しているように、毒を仕込んだのは第三王子なのか?
- アデルに死んでほしいと思っていた、別の人物が毒を仕込んだのか?
ここの部分も、今後明かされるのを楽しみにしています!
結末③原作に関して
ここからは原作について簡単にまとめます。
原作小説の内容を簡単まとめ
- 黒幕は第一王子であり、アデルに密かに呪いを掛けていた
- 呪いの内容は第三王子がアデルに触れたり、アデルの名前を呼ぶことでアデルの体が内側から爛れるというもの
- 第三王子はアデルを愛していたものの、呪いのせいで冷たい態度を取るしかなかった
- アデルが毒殺された後、第三王子は酷く悲しみ、自分の体を犠牲にしてアデルを転生させた
*これらは原作の内容であり、書籍版、コミカライズ版では改変されている可能性があります
第三王子は番であるアデルのことを嫌っているわけではなかったのです。
全ての元凶は第一王子!!
しかし、第一王子にも狂ってしまった元凶となる過去があるので、そんな部分はぜひ原作でチェックして見てください!
- アデルの毒殺は誰が行ったものなのか?
- アデルは幸せになれたのか?
こちらに関しても綺麗に解決していましたので、気になる方は原作を読むのをおすすめします!
まとめ
ここまで、”『だって望まれない番ですから』漫画ネタバレ!小説家になろうで読める?最終回の結末も徹底考察!”について記事にしてきました。
『だって望まれない番ですから』は、すれ違いから拗れてしまうアデルと第三王子の恋愛が描かれていました。
竜族や呪いなんて要素もあり、ファンタジーの雰囲気もたっぷり楽しむことが出来ると思います!
原作小説、書籍版共に未完結であるほか、内容に違いがありますので手に取る際はご注意ください!
それでは今回は、”『だって望まれない番ですから』漫画ネタバレ!小説家になろうで読める?最終回の結末も徹底考察!”と題してお届けしました。