今回は、”縛って見つめてネタバレ!中年リーマンの沢田と女王様の恋の行方!”について記事にしていきます。
『縛って見つめて』はやつれた中年リーマンの沢田が、SMバーで出会った女王様に惹かれていくお話です!
今回そんな『縛って見つめて』のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”縛って見つめてネタバレ!中年リーマンの沢田と女王様の恋の行方!”と題して進めていきましょう。
目次
縛って見つめてネタバレ!
【登場人物】
沢田(さわだ)
やつれた中年リーマン
離婚歴がある
現在は課長職についているが、職場の人間関係も複雑で疲れ切っている
誰かに頼ったり、素直になったりするのが苦手
長縄 奈々(ながなわ なな)
思ったことはすぐに口に出してしまう性格
性格のせいか、部署の人間関係はうまくいかない
実は裏の顔を持っている
マリ
SMバー『パラディス』のオーナー
店員たちにも慕われる頼りになる存在
ここからは『縛って見つめて』の全話ネタバレになるので、ご注意ください!
縛って見つめてネタバレ1話
課長職を勤めている沢田は、今日も会社で部下たちの人間関係の仲裁をしていました。
最近異動してきた長縄という女性社員は、思ったことをすぐに口にしてしまうことから他の社員たちと少し揉めてしまっていたのです。
「つまり部署の皆さんは、私の言葉がキツイって言っているんですね。直接言ってくだされば良いのに」
「皆きっと、色々事情があるんだよ。長縄さんも困ったことがあったら僕を頼ってね」
「はい。でも…私から見れば、誰かに頼りたがっているのは課長の方かと思いますよ」
「え?」
沢田はその時、目の前にいる長縄の真っすぐな視線に、自分の本心を見透かされた気がするのでした。
「どこか、落ち着いたところで飲もう」
昼間、長縄に言われたことがどうしても頭から離れない沢田は、その日の夜にお酒を飲んで帰ろうと考えました。
金曜の夜ということでどこも混んでおり、たまたま見かけた静かな雰囲気のバーに入ってみることにした沢田。
しかし、沢田がその店の扉を開けた途端、出迎えてくれたのは派手な衣装を付けた2人の女性でした。
「わ、間違えました!」
「ふふ、いいからいいから」
結局出迎えてくれた女性の誘いを断れず、沢田は店内に入ることになりました。
その後、支配人であるマリからこの店はSMの趣味を持った人たちが集まるバーだと説明を受けます。
直接店内で性的なことをすることはないと説明を受けたこともあり、沢田は少しだけ安心するのでした。
慣れない店内で時間を過ごす沢田ですが、1人目を惹く人物がいました。
この店で女王様と呼ばれるナナは、緊縛が上手いと有名なようで今日も店の中で縄を使ったプレイをしています。
縛られるってあんな気持ち良いことなんだ…。
沢田にはいつのまにか、縛られてみたいなんて気持ちが沸いてくるのでした。
「お試しでやってみたら?」
その後、マリに誘われて沢田は女王様であるナナに縛られることになりました。
すると、今まで誰にも吐き出せずにいたストレスを、縛られている瞬間だけは解放できるような気がした沢田。
そうして沢田は、縛られることを快感に思っていくのでした。
縛って見つめてネタバレ2話
初めてSMバーである『パラディス』を訪れてから1週間、沢田は勇気を出してもう一度あの店を訪れてみるのでした。
店に入ると今日は混み合っているようで、女王様のナナは既に他の客を縛っている最中でした。
「ナナを指名するのかしら?」
オーナーであるマリにはそう尋ねられたものの、素直に「ナナに縛られたい」とは口に出来なかった沢田。
そんなことから沢田は、指名はせずフリーで飲むことを決めたのです。
結局、その日沢田はナナを見つめるだけで帰ることにしました。
沢田の目の前では何人もの男たちがナナによって縛られています。
しかし、沢田はやっぱり「自分も縛って欲しい」とあの場で言い出すことができなかったのです。
「はぁ…」
ストレスを解消することができないまま、また会社に向かうことになった沢田。
そんな中、沢田はあまりに欲求不満だったのか女子社員である長縄をナナと見違えてしまいます。
「…駄目だ、集中しないと」
沢田はどうにか仕事に集中するよう、自分に言い聞かせるのでした。
その日の仕事終わり、沢田はもやもやと考えて歩いている内に『パラディス』の前までやってきてしまいました。
そうして店内に入り、今日こそナナには素直な気持ちを口にすることにした沢田。
「今日はナナ様を指名させてください」
その後、沢田はナナによってたっぷり可愛がられるのでした。
縛って見つめてネタバレ3話
ナナに縛ってもらい、またストレスがすっきりと解消したような気がした沢田。
そんな沢田ですが、翌日会社に向かうと他の部署の社員が話しかけてきました。
「沢田さんは、長縄さんの秘密を知っているんですか?」
その後に伝えられたのは、長縄が沢田の部署にやってくる前に他の男性社員と問題を起こしていたという内容でした。
長縄はしつこくされた男性社員に対して、平手打ちをした。
そんなことが問題となって長縄の異動が決まったのだといいます。
面白おかしくそんな話をする男。
しかし、沢田は話をただ静かに聞いているだけです。
「確かに、手を出した長縄も悪いと思います。しかし、そうなるまで彼女を追い詰めた相手の方も問題視するべきでしょうね」
そんなタイミングでは、近くの壁に隠れるようにして長縄が話を聞いていました。
今まで平手打ちした話しばかりが大きくなって、責められるばかりだった長縄。
ですが、今日だけは初めて、長縄の味方になってくれる人がいたのでした。
その日の残業時間のこと、部署には沢田と長縄が残っていました。
少しの間、話をすることになった2人。
その瞬間、沢田の机から書類が床に落ちます。
「あ、すまない」
しかし、書類を拾おうとしゃがみこんだときに、沢田はあの店でナナに見下ろされている錯覚を覚えます。
「ナナ様…」
つい、沢田がそう口走ってしまうと、長縄は慌てた様子でその場から逃げてしまうのでした。
縛って見つめてネタバレ4話
場面は長縄の視点です。
「え?会社の上司だったの?」
長縄は店のオーナーでもあるマリと電話をしていました。
上司の沢田に、自分がナナであることがバレてしまったと焦った様子の長縄。
しかし色々と話を聞いたマリは、「堂々としていなさい」と声を掛けます。
「あんたの居場所はここなんだから、なにも心配いらないわよ」
そんなマリの優しい言葉に、長縄は安心できるのでした。
長縄は翌日、勇気を出して会社に行きます。
沢田と顔を合わせても、平然とした態度で挨拶をした長縄。
すると、沢田の方も変わらずいつものように接してくるのでした。
バレたって思ったのは、気のせいだったのかしら。
ですが、あの時「ナナ様」と名前を呼ばれた以上、長縄はもう取り繕えないと感じていました。
そんなことから、タイミングを見計らって正体を明かそうとした長縄。
しかし、先に謝ってきたのは沢田の方でした。
「もう店に行かないから安心してよ。困らせてごめんね」
その後沢田は「色々ありがとう」なんてお礼を言って、仕事に戻ってしまうのでした。
このまま元通りになってしまうの?
長縄は去って行く沢田を引き留められないまま、そんなことを考えていました。
縛って見つめて最終回の結末は?
『縛って見つめて』の最終回は、沢田と長縄がSMパートナーになるんじゃないか?と予想します!
今は少しぎくしゃくした関係の2人なので、今後の展開からは目が離せないですよね!
ここからは最終回を予想するにあたって、
- 今後の沢田と長縄の関係
- オーナーのマリについて
気になった2つのポイントについて順番に紹介していきます!
今後の沢田と長縄の関係
4話ラストの時点で、沢田は『パラディス』に今後行くことを辞めると宣言します。
会社の部下である長縄をこれ以上困らせないためにも、距離を置くべきだと感じた沢田。
一方で、長縄は本心から沢田に惹かれているんですよね!
年の差もあって、SM歴でも結構な違いがある2人。
このまま2人の関係はただの上司と部下に戻ってしまうのか?
今後のお話は見逃せないポイントだと思います!
オーナーのマリについて
4話でマリが自分のことについて話すシーンがありました。
実は店でバーデンダーとして働いている男性とSMパートナーだというマリ。
2人は今現在仲良く暮らしているようですが、過去には色々問題もあったようで…?
そんな部分が今後語られるのも楽しみだなぁと思いました。
いつかマリについても、もっと深堀りされる日を楽しみにしています!
まとめ
ここまで、”縛って見つめてネタバレ!中年リーマンの沢田と女王様の恋の行方!”について記事にしてきました。
女王様の正体が、部下である長縄だと気づいてしまった沢田。
2人の関係がどうなってしまうのか、お話の続きは全く予想が出来ません!
先が気になる方は、ぜひ『縛って見つめて』を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”縛って見つめてネタバレ!中年リーマンの沢田と女王様の恋の行方!”と題してお届けしました。