今回は”君めく夜に焦がれてネタバレ!珠月と悠花の夜の出会いから始まる儚いラブストーリー”のテーマをお伝えします。
「君めく夜に焦がれて」は、不良と呼ばれて恐れられている珠月と、お嬢様である悠花が夜に出会うことで始まるどこか儚いラブストーリーです。
ブックライブなどで読むことのできる、レビュー評価の高い話題の作品です!
今回そんな「君めく夜に焦がれて」のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”君めく夜に焦がれてネタバレ!珠月と悠花の夜の出会いから始まる儚いラブストーリー”と題して進めていきましょう。
目次
君めく夜に焦がれてネタバレ!
【登場人物】
七瀬 珠月(ななせ みつき)
聖瑠璃女子学院に通っている。不良たちが属する藍組。見た目が厳ついため、周りに恐れられている。
宝生 悠花(ほうじょう ゆうか)
珠月と同じ聖瑠璃女子学院に通っている。瑠璃組に属しており、有名なお金持ちの家のお嬢様。
珠月と悠花、まったく別の世界の人間のように思えますが、どうなって2人が交わるのでしょうか?
ここからは、「君めく夜に焦がれて」のネタバレを含みますので、ご注意ください。
君めく夜に焦がれてネタバレ1話
聖瑠璃女子学院に通う珠月は、目つきの悪いその見た目から恐れられていました。
この学校は今年の春に、由緒正しきお嬢様校であった聖瑠璃女子学園と、不良がいることで有名だった県立藍白高等学校が統合されたのです。
それぞれの相反する大半の生徒たちは、お互いを瑠璃組、藍組と言って敵視しているのでした。
珠月自身は仲良くすればいいのに、と考えています。
とある夜、珠月は夜の公園で女の子が男たちから絡まれているところに遭遇、その女の子を救ってあげました。
その女の子は慌てて去っていってしまったので、珠月は自分の見た目が怖いことで怖がらせてしまったと思います。
ですがスマホを落としていってしまったようなので追いかけることにしました。
その女の子にスマホを渡してもなかなか帰らない様子に、訳ありなのかと思った珠月。
放っておけなくなり、自分のおばあちゃんが営んでいるという深夜喫茶、Cafe Captice(カフェカプリス)へ連れていきました。
そして看板メニューである夜空のプリンを出してあげたのです。
そのプリンやさらに出した紅茶の美味しさに笑顔になった女の子。
先ほど逃げてしまったのは、綺麗な顔が目の前にあったからと話してくれたのでした。
女の子はブラックカードを出し支払いをしようとします。
珠月は初めて見るブラックカードに驚きつつも、自分が連れてきたからという理由で支払いを断ったのでした。
そして女の子を家までバイクで送ろうとすると、中学の同級生が珠月に話しかけてきました。
その中学の同級生たちは、珠月は不良で怖いから一緒にいない方がいいよと女の子に言ってきたのです。
ですがその女の子はそんな人だとは思わないと言い返すのでした。
それを聞いた珠月は嬉しくなります。
そのまま2人は綺麗な夜空の中家までバイクで走るのでした。
翌日、学校で珠月は瑠璃組の子に話しかけられます。
それが昨日夜会った女の子なのでした。
君めく夜に焦がれてネタバレ2話
昨日の女の子は学校の後輩で、お金を返しにきたと話しました。
すると他の瑠璃組の生徒たちがカツアゲだと言って、その女の子を庇い出しました。
その女の子は宝生 悠花といい、学校でも有名なお金持ちの家の令嬢なのです。
そんな悠花が、警察沙汰になったこともある珠月に話しかけていること自体ありえないという瑠璃組の人たち。
珠月には器物破損で警察沙汰になったという噂があったのです。
瑠璃組と藍組が当人たちそっちのけで揉めるので、嫌気がさした珠月はその場を去ってしまいました。
悠花はお金を返すことができなかったのです。
その日の夜もカフェに出ている珠月。
そこへ悠花がやってきます。
気まずさがありながらも、紅茶を飲んでいくことになりました。
悠花は珠月といるのが楽しく、事件の噂よりも目の前の珠月がすべてだからと言いまた訪れてくれたのでした。
器物破損の事件は誤解なのですが、誤解を解くことを珠月はもう諦めているのです。
そのあと珠月は悠花を誘い、一緒に映画を観ることにしました。
数ある中で悠花が選んだ作品は恋愛映画。
この映画を観たとき泣いてしまい、周りに似合わないと言われたことを思い出した珠月。
自分には似合わないからと言うと、悠花は好きだという気持ちにはそれは関係ないと言ってくれたのでした。
その恋愛映画を観ることにした2人。
珠月も悠花も涙を流していました。
そして自然と手を繋いでいたのです。
映画を見終わり、2人はお互いにありがとうとお礼を言い合うのでした。
悠花はもっと珠月のことを知りたいと思い始めていたのです。
君めく夜に焦がれてネタバレ3話
悠花が珠月のことをもっと知りたい、話したいと思っても学校では話すことができません。
悠花は有名な令嬢だということで、周りから特別扱いされていました。
並んで歩くことすらも許されないといった様子。
そのせいでひとりぼっちだと感じているのです。
家に帰れば習い事でギチギチなスケジュールをこなしています。
それゆえ、珠月といられる時間が楽しい、楽しすぎると感じていたのでした。
ですが珠月も本当は、宝生家の人間が来ることを迷惑だと思っているのではと怖くなってしまっていたのです。
カフェの外で珠月に会うと、つい涙を流してしまったのでした。
心配しながら頭を撫でてくれる珠月の手に安心感を覚えてずっとこのままでいたいと思う悠花。
そのまま悠花の手を握り、カフェの中に入っていった2人。
それを瑠璃組の生徒が見ていたのです。
君めく夜に焦がれて最終回の結末は?
「君めく夜に焦がれて」は、珠月と悠花が恋愛とも友情とも取れるような両想いとなり、学校でも自然に一緒にいられるようになると予想します!
この結末にたどり着くまで、この2点が障害だと思います。
- 瑠璃組と藍組の対立
- お金持ちの令嬢である悠花の家柄
どう乗り越えていくのかの考察も踏まえて、解説していきます。
瑠璃組と藍組の対立
瑠璃組と藍組の対立は、珠月と悠花の芯のある発言や行動によって緩和されていくと思います。
現状は2人が通じ合い、学校でも一緒にいたいと思っても、周りがそうさせない状況になっています。
いい意味でも悪い意味でもそれぞれの組で目立つ存在の珠月と悠花。
この2人が声を上げることで、それぞれの組の人たちは話を聞こうとするのではないでしょうか。
瑠璃組、藍組それぞれの生徒たちの気持ちを変えていく行動をとっていくと思います。
反発する者もいるでしょうが、それぞれの組を受け入れる人が多勢になっていき、周りも受け入れざるをえなくなっていくはずです。
それのおかげで珠月と悠花は一緒にいても周りから何も言われなくなり、さらには他の生徒たちの交流も生まれ、学校の雰囲気も変わっていくでしょう。
2人は自分たちの力で、自分たちが居心地のいい空間を作っていくのだと思います!
お金持ちの令嬢である悠花の家柄
悠花の家の人たちのことは、悠花が説得して気持ちを変えていくと思います。
他の瑠璃組の生徒の態度や、家での大量の習い事をしている悠花を見てわかる通り、悠花は相当なお金持ちの令嬢であるのでしょう。
そのため、器物破損で警察沙汰になった噂のある珠月との交流は確実に反対されてしまいますよね。
ですが悠花にとって唯一の癒し、楽しみである珠月との時間。
失いたくないと思う悠花は、家の人たちを説得するはずです!
そう簡単に、家の人たちの説得はうまくいかないとは思います。
なんなら珠月のことや家を調べられ、悠花と引き離そうとさえしてきそうですよね。
ですが悠花はそれで引き下がることもできないぐらい、このあと珠月のことを好きになっていくでしょう。
悠花はまず珠月の器物破損の事件について、潔白だということを主張すると思います!
それが1番まずい噂であり、珠月も気にしていることでしょうしね。
このようにして悠花は自分の家のことを乗り越えて、珠月と一緒にいられるようにしていくと考えます!
まとめ
これまで”君めく夜に焦がれてネタバレ!珠月と悠花の夜の出会いから始まる儚いラブストーリー”のテーマでお伝えしてきました。
それぞれひとりぼっちだと感じている珠月と悠花が惹かれ合うのは必然だな、と思わされました。
2人はまだ会って間もないですが、空気感が心地いいのだなということが伝わってきました!
ですが、2人が一緒にいることを歓迎しないでしょうし、邪魔するものもたくさん出てきそうなのが怖いです…。
それにしても珠月に対しても、悠花に対しても周りの生徒たちは極端に崇めるような態度をとっていて、なんだかかわいそうに思えてきてしまいました。
その環境があるからこそ、2人の心が通じ合っていくのも自然なことだと思います!
この作品は絵も美しく、美人な珠月と可愛らしい悠花を見ていると癒されます。
また作中に出てくる夜空のプリンは本当に美しく美味しそうで、お腹が空いてくるぐらいです!
丁寧で綺麗な絵は一見の価値ありですよー!
絵柄や物語の先が気になる方は、ぜひ「君めく夜に焦がれて」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”君めく夜に焦がれてネタバレ!珠月と悠花の夜の出会いから始まる儚いラブストーリー”と題してお届けしました。