今回は、”言えないことをしたのは誰ネタバレ!最終回・結末まで徹底解説!”について記事にしていきます。
『言えないことをしたのは誰?』は、生徒を助けようとする養護教諭の莉生が主人公の作品です!
今回はそんな『言えないことをしたのは誰?』の漫画ネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”言えないことをしたのは誰ネタバレ!最終回・結末まで徹底解説!”と題して進めていきましょう。
目次
言えないことをしたのは誰ネタバレ!
登場人物
神尾 莉生(かみお りお)
中学校の養護教諭
生徒の支えになる養護教諭になりたいと考えているが、教師との関係や学校の方針に悩む
あるとき”円城”という人物から掛かってきた電話が気にかかっていて…?
円城 遥(えんじょう はるか)
とある事件から精神状態が安定しない女性
時々記憶が飛ぶことがあり、自分が知らないことをしていることがある
莉生と出会い少しずつ、心を開いていった
小松川 紗月(こまつがわ さつき)
莉生が養護教諭として働く中学校の女子生徒
体調が悪いためよく保健室を利用するが、周囲からはサボりだと思われている
部活は努力しているようだが、なにか思い悩んでいることがあるようで…?
ここからは『言えないことをしたのは誰?』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
言えないことをしたのは誰ネタバレ1巻(1-4話収録)
中学校の養護教師である莉生は、円城という人物から電話を受けたことをきっかけに”スクールセクハラ”について考えていきます。
スクールセクハラについて
- 指導のつもり、親しさの表現の一種、そんなやりとりがいつしかセクハラ行為に発展してしまうことを指す言葉
- 一部の生徒はそんな日々の中で洗脳されていき、自分が被害にあっていたと気づくのは数年後になることもある
莉生は、よく保健室にやってくる紗月という生徒を気に掛けていました。
しかし、紗月は莉央になかなか本心を打ち明けてはくれません。
そんな時、以前電話してきた円城と言う女性と親しくなっていく中で、莉生は円城が過去に教師から性的被害を受けていたことを知ります。
その教師の名前は杉崎であり、ちょうど思い悩んでいる紗月の部活の顧問でもあるのでした。
言えないことをしたのは誰ネタバレ2巻(5-8話)
莉生は、杉崎が影で何かを行っているのだろうと見当をつけました。
しかし、莉生が”教師の杉崎が生徒に手を出しているかもしれない”と報告すると、上司も教師たちも一気に莉生に冷たい視線を向け始めます。
結局、聞き取り調査を行ったものの紗月は何も話してはくれず、容疑者に挙げられた杉崎も否定したために、この件は莉生が勝手に思い込んだだけとされてしまいました。
一方で、円城の過去も描かれます。
円城は中学時代、同級生と付き合い、その後セックスした関係をすぐに周囲にばらされてしまいました。
そのころの円城にはとある強迫観念のようなものがあり…?
言えないことをしたのは誰ネタバレ3巻(9-12話)
3話の登場人物
山口 愛結佳(やまぐち あゆか)
杉浦にターゲットにされている女子中学生
杉浦が顧問をしている卓球部の生徒
”自分だけが特別”だと杉浦に告げられて、杉浦に対して恋愛感情を持っている
莉生は杉崎がターゲットの生徒を洗脳し、性犯罪を行っていることに気付いたものの…証拠を見つけることが出来ずにいました。
そんな中、杉崎が新たなターゲットとして山口という女子生徒を狙い、どんどんと洗脳していきました。
山口は、”自分だけが特別”だと杉浦から告げられています。
そんな関係性は山口の恋愛感情も刺激し、山口はどんどんと杉崎に夢中になっていくのでした。
一方で、杉崎の被害者でもある生徒の紗月が莉生に話をしてくれました。
というのも、杉崎のスマホには行為中の写真が残っているといい、莉生は衝撃を受けるのでした。
言えないことをしたのは誰ネタバレ4巻(13-16話)
莉生は、杉崎と山口の今の関係を止めようと動き出しますが、きちんとした証拠がないためにやっぱり莉生が嘘を言っていると教師たちからは冷たい目で見られます。
杉崎は生徒たちにも慕われる教師であり、愛妻家だとも知られている教師だからです。
そんな杉崎が生徒に性犯罪するはずがない。
誰もがそう考えているのでした。
一方で、紗月の担任教師である岸だけは様々な違和感に気付き始めます。
もしかしたら杉崎が犯人かもしれない。
岸はそう感じ始めるものの、やっぱりなかなか証拠を出さない杉崎のことを疑うことはできずにいたのでした。
言えないことをしたのは誰ネタバレ5巻(17-20話)
ずっと1人だった莉生に、ようやく教師の岸が味方になってくれました。
岸は自分の娘が性被害に巻き込まれたことや、杉崎の不審な行動が目に付いたことから莉生のことを信じてくれたのです。
杉崎の罪を暴くために動き出す莉生たち。
そんな中、莉生たちは杉崎が次のターゲットだと思われる平手という生徒を休日に呼び出していることに気付きました。
岸と莉生は後を付けることにして…そうして、休日にわざわざ人気のない場所で会っていた平手と杉崎の姿を見つけたのでした。
ですがその後の聞き取り調査では杉崎に上手く誤魔化され、結局杉崎の本性が周囲に知られることはないのでした…。
言えないことをしたのは誰ネタバレ6巻(21-25話)【最終巻】
武矢という男性教師も味方になってくれ、莉央たちは調査を進めます。
勇気を出した紗月が警察に向かい全てを話しましたが…それでも決定的な証拠がない限りは警察も動いてはくれません。
杉崎のスマホには行為の証拠が残されているはずですが、杉崎は状況を察していち早くスマホを壊し、新しいものへと取り替えていたのです。
そんな中、莉生たちはとうとう杉崎が女子生徒に手を出している証拠を収めました。
そうして杉崎の犯罪は全て明るみに出ることになり…?
言えないことをしたのは誰の最終回・結末は?
『言えないことをしたのは誰』の最終回の結末は、女子中学生たちに手を出していた教師の杉浦の罪が公になり、杉浦は警察に捕まる!となります。
ここからは最終回について
- 杉浦のその後について
- 前向きになれた円城
- 莉生の新たな日々
気になった3つのポイントについて順番に紹介していきます。
杉浦のその後について
杉浦は決定的な証拠を莉生に押さえられたほか、女子生徒たちとの行為を撮ったデータも見つかり、ずっと以前から多くの女子生徒に手を出していたことが公になりました。
学校側は対応に追われ、杉浦の家族も様々な嫌がらせを受けてしまい悩んでいました。
そんな中、杉浦本人は”自分の罪の大きさに気付いていません”でした。
人生をめちゃくちゃにしてしまった、周囲に迷惑をかけてしまったと考えている杉浦ですが、結局考えているのは自分本人のことなんですよね。
誰も嫌がっていなかったくせに。
杉浦は捕まった後も、そんなことを考えているんです。
杉浦をきちんと更生させるにはまだまだ時間が必要なんだなぁと思えて、凄く怖い内容でもありました。
前向きになれた円城
過去、杉浦にスクールセクハラを受け、大人になって段々と自分がどんな状況に居たのか気づき心を壊していた円城。
そんな円城は莉生と接していく中で少しずつ前向きになれたほか、杉浦を捕まえるために様々な情報を渡してくれたりと凄く頼りになる存在でした。
最後にはきちんと治療を受けることもでき、円城はゆっくりとですが前を向いて歩み出しています。
本当に、この作品では一番の鍵となる人物でした!
莉生の新たな日々
養護教諭の莉生は、お話のラストに新たな学校へと赴任します。
しかし、そこでもやっぱりスクールセクハラはあるようで…?
同僚だった教師や養護教諭に酷い言葉をかけられたり、婚約者の裏の顔がわかったりと、杉浦の問題だけじゃなく色々と振り回されることも多かった莉生。
ただ、生徒たちを一番に思う莉生の行動は本当に格好良かったです!
言えないことをしたのは誰の作品情報
タイトル | 言えないことをしたのは誰? |
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作者 | さいきまこ |
雑誌・レーベル | ハツキス |
全6巻(25話)で完結している作品です。
さいきまこ先生の作品はほかにもじっくりと考えさせられるものが多いので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
まとめ
ここまで、言えないことをしたのは誰ネタバレ!最終回・結末まで徹底解説!について記事にしてきました。
『言えないことをしたのは誰?』は普段からニュースで聞く性被害について、真剣に考えさせられる内容でもありました。
教師との関係を”特別な恋愛”だと思っているからこそ、自分がターゲットにされていることに気付かない生徒たち。
杉浦は一体どうやって生徒たちを洗脳していたのか?
そうして、そんな杉浦の罪を莉生たちはどうやって暴いたのか?
詳しい内容はぜひぜひ本編をチェックしてみてください!
それでは今回は、言えないことをしたのは誰ネタバレ!最終回・結末まで徹底解説!と題してお届けしました。