今回は”にぶんのいち夫婦ネタバレ!優香の結末は?さやかはその後どうなった?”のテーマをお伝えします。
「にぶんのいち夫婦」は、自慢の夫と結婚したと思っていた主人公が、ある日夫の携帯電話に届いた意味深なメッセージを見たことから夫への疑惑が生まれてしまう物語です。
全8巻完結済みで、ドラマ化もされている人気作品です。
今回そんな「にぶんのいち夫婦」のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”にぶんのいち夫婦ネタバレ!優香の結末は?さやかはその後どうなった?”と題して進めていきましょう。
目次
【にぶんのいち夫婦】ネタバレ!優香の結末は?さやかはその後どうなった?
【登場人物】
中山 文(なかやま あや)
コールセンターで働く29歳。結婚2年目で、自分の夫を「自慢の夫」だと思っていた。
中山 和真(なかやま かずま)
文の夫。イケメンで優しいが、最近怪しい行動が多い。
立川 さとみ(たちかわ さとみ)
和真へ夜中にメッセージを送ってきた謎の女性。
畑野 さやか(はたの さやか)
さやみの学生時代からの友人の1人。
1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 |
5巻 | 6巻 | 7巻 | 8巻 |
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ここからは、「にぶんのいち夫婦」の最終話までのネタバレを含みますので、ご注意ください。
にぶんのいち夫婦ネタバレ1巻!
文は周りからも羨まれる夫、和真と順風満帆な結婚生活を送っていました。
イケメンで次男、優しくてマメ。
友人たちにも羨ましがられていました。
友人たちとの飲み会では、そのうちの1人香住が彼氏のスマホを見たことが話題に。
文は堂々と、和真を信頼しているから見ないとみんなに言うのでした。
本当に幸せ者だと思う文。
帰宅して寝ようとすると、先に寝ていた和真のスマホが鳴りました。
和真が手に持ったまま寝てしまっていたのです。
落とさないようにと拾い上げると、スマホにはハートマーク付きのメッセージが。
今日は楽しかったねという内容なのです。
相手は立川さとみという名前ですが、文は聞いたことがありません。
今日飲み会で話していたスマホを見るか見ないかの話が頭をよぎりながら、葛藤する文。
そのとき、和真が目を覚まし、スマホを見ることはできませんでした。
それから1ヶ月、文は立川さとみについて気になってはいるものの、聞けずにいました。
和真は仕事が忙しそうで、帰りが遅い日々が続いていました。
寂しそうな文を見て、和真はクリスマスはディナーをしようと言ってくれますが、それは25日だと言います。
ですが結婚記念日は24日の2人。
和真は24日は会社の納会だからと言うのです。
文はもしかして立川さとみと泊まるのかと考えてしまい、和真に終電でもいいから帰って欲しいと詰め寄ります。
和真は仕事だからと言うのでした。
文はあの立川さとみからのメッセージのせいでどん底な気持ちになってしまっていたのでした。
文は職場で、同僚の樋口にブサイクになるまで泣いたのかと言われてしまいました。
旦那さんに浮気されたのかと。
その会話の中で、文は浮気をしているのかどうかを自白させてやると決意します。
ですが、樋口に楽しい夫婦でいたいならことを荒立てるべきではないと言われ悩みます。
その後も帰りの遅い和真。
和真は家に帰るのをまるで地獄の門だと思ってしまっていました。
文は悩んだ末、24日のことで色々言ってしまったことを謝ることにします。
帰宅した和真に謝ると、和馬は抱きしめてキスをしてくれました。
文は思わず泣いてしまいます。
その流れで、24日はやっぱり終電でと言うと和真の動きが少し止まりました。
ですが、早めに帰れるように上司に頼んでみると言ってくれるのです。
そんな中、和真のスマホが鳴り部屋の外に出ました。
文はキスの続きを期待してベッドで待ちます。
1時間後戻ってきた和真は、狸寝入りしている文を見て良かったと呟き、そのまま寝に入るのでした。
文はそのまま寝ることができず、テレビをみるとセックスレスの特集が。
2ヶ月もしていないことに、焦りを感じてもっと身なりやおしゃれに気をつけようと思うのでした。
クリスマス用に服を買い、エステにもいく文。
友人の1人多恵に会うと、全身ピカピカだと褒められました。
多恵に2ヶ月していなくてセックスレスだという相談をします。
忙しいならしょうがないと言われて、居心地のいい夫婦でいようと頑張ることを決めるのでした。
そして迎えた24日、文の努力はすべて裏切られることになるのでした。
和真から、部長が潰れてしまったため帰れないとメッセージがきたのです。
文は立川さとみといるのだと思います。
一方和真は、その頃とある女性と待ち合わせをしているのでした。
文は着飾った自分やケーキなどを見て悲しくなってしまうのです。
家にいられず、ファミレスへ。
朝までそこで過ごしながら、本当に幸せだったプロポーズのことを思い返します。
すると家に帰ったであろう和真からどこにいるのかなどとメッセージが届きます。
8時を過ぎ、文は自宅に帰ることにしました。
帰ると抱きしめて謝る和真に、文は失望してしまっているのでした。
後日、文は友人の香住、さやかと一緒に優香の家の新居に行くことになりました。
その際、文は最近和真との間にあったことを相談します。
香住は立川さとみのSNSのアカウント、さーとんを発見しました。
文は和真の浮気相手と思われる立川さとみの姿を確認するなり、涙をこぼしてしまいました。
友人たちからは辛いなら証拠を探さなくてもいいや、スッキリしないのは無理、自分なら別れるなど意見をもらいます。
文は和真とは別れないと決め、立川さとみの情報収集をSNSでするべく、香住から話を聞きます。
すると、優香の旦那が帰宅。
優香とその旦那の様子が少しおかしい中でしたが、夕飯の買い出しに行かないといけないと言われお開きになりました。
帰り道、独身の友人を見て何にも縛られず自由に動けることを羨ましく思うのでした。
その話を同僚の樋口にすると、ないものねだりと言われてしまいます。
文はなかなかSNSで立川さとみの情報を収集できずにいましたが、とうとう覚悟を決めてネットカフェで調べることにしたのでした。
にぶんのいち夫婦ネタバレ2巻!
立川さとみのSNSを遡ってチェックしていく文。
24日は本当に会社の納会があったという投稿を見つけてホッとします。
文も和真と結婚前に行ったことのある居酒屋。
その投稿に立川さとみと友人とのやりとりがありました。
納会の後は既婚者の彼氏とデートという内容だったのです。
そして他の投稿には立川さとみがもらったクリスマスプレゼントがありました。
それが文が和真にもらった腕時計と全く同じものだったのです。
どんどん浮気を確信していく文。
そんなとき、さやかから「K_with_S」というアカウントが怪しいという連絡がありました。
どうやらそのアカウントを使って会話をしているようなのです。
世界で一番好きといった内容。
文は自分の何がいけなかったのかと絶望してしまいます。
年末、文と和真は例年通りに和真の実家がある長崎へ行きました。
立川さとみのSNSを見てからというもの、和真と一緒にいたくない文。
いつも通りにはいられません。
そのことを考えていると、和真に少し触れられるだけで目眩がしてしまい、倒れてしまいました。
体調が悪い文を見て、和真の実家の家族は妊娠しているのではと喜びます。
ですが2ヶ月以上もしていない上に生理もきているため可能性はないのです。
文はそのまま横にならせてしまうことに。
和真は心配して寄り添います。
そんな和真に対し、文は妊活をしようと提案するのでした。
突然の提案に驚く和真。
文は子供さえできればうまくいくと考えているのです。
さっそく2人は産婦人科の検査を受けることに。
痛い思いをして検査を受ける文は、和真にきつくあたってしまいます。
それでも表面上は優しい和真を、嫌いになれないのでした。
そんな中、産婦人科で優香に出くわします。
母子手帳を受け取っていた様子の優香に、おめでたと声をかけますが優香はそれを否定。
文はなぜ嘘をついたのかわからないのでした。
文と和真の検査は問題なし。
2人はタイミング法を実践していくことにします。
排卵日に、久しぶりに行為をする2人ですが、和真が途中でできなくなってしまいました。
妊活のプレッシャーでと言う和真。
文は浮気相手とはできるのにと落ち込んでしまいます。
妊活のことを友人たちに相談する文。
和真が妊活にあまり乗り気じゃないことや、子供が欲しい理由などを言うと、反対されてしまうのでした。
信頼関係を築くべきだとアドバイスされます。
実は、優香が旦那にモラハラを受けているという話もありました。
妊娠をしている優香は、旦那に打ち明けられないというのです。
優香は子供を産むか悩んでいるとのことなのでした。
文は色々話を聞く中で、一旦妊活を休むことにします。
和真を温泉に誘いますが、仕事で断られてしまいました。
仕事のふりして浮気じゃなければとつい言葉にしてしまう文。
和真は文に安心できるように話しますが、文にとっては信用できない言葉ばかりです。
文は浮気の物証を見つけようと家を探しますが、立川さとみがSNSであげたと言っていた高級そうなチョコが見つかっただけでした。
仕事に行く文。
ですが、希望者は帰ってもいいという状態だったため、樋口と一緒に仕事を休み、2人でスイーツを食べに行くことにするのでした。
若い樋口と並ぶことで、周りからどう思われているかを気にしつつ、2人は甘いものとしょっぱいものをシェアすることにしました。
文は自分の話をしている中で、樋口に自分と浮気してみます?と言われます。
自分がやっていることを自覚させるためです。
文が樋口の提案を拒否していると、和真と遭遇してしまいます。
樋口に嫉妬心をむき出しにする和真。
文はその横にいる女性が気になっていました。
家に帰り確認すると、その女性は立川さとみだということが判明します。
和真が帰宅して、樋口への嫉妬心からそのまま文をソファで抱きました。
そして文がやっぱり一番だと言います。
文はその言葉で冷めてしまうのでした。
そんな中、多恵からメッセージが届きました。
優香からの死にたいとメッセージが来たというのでした。
文は和真とともに、優香の家に向かうことになります。
にぶんのいち夫婦ネタバレ3巻!
優香の家に着いて、インターホンを鳴らしても誰も出て来ません。
鍵がかかっていなかったためそのまま中に入ります。
リビングは割れたお皿が散らばっていました。
キッチンの隅には、震えて座り込んでしまっている優香がいました。
優香を呼ぶと、涙を流して私役たたずかな、と聞いてきます。
そこへ、友人の1人菜摘が現れます。
一生懸命にやっている優香を出来損ない扱いすることは許されないと言います。
そのあと何を言っても自分が悪いんだという優香。
旦那といて幸せかわからないという優香に、菜摘は自分の家にくるように言います。
そのまま優香を家から連れ出すことにしました。
菜摘の一部始終の強い言葉を聞いた文は、環境を変えるなら自分が変わらなくてはと思うのでした。
優香を菜摘の家に送り届けた後、ドライブをする文と和真。
文は自分が急にいなくなったら困る?と尋ねます。
困るという和真に、愛情がなくなっても?とさらに追加する文。
和真は一生文といたいし、守りたいと言ってきますが、文はその言葉を信じることができません。
夫婦って何?と考えてしまうのでした。
その後も、和真の浮気の証拠を探す文。
なかなか見つからないでいると、さやかから連絡がきます。
優香の旦那が菜摘の家に謝罪に行き、誓約書を書いたということでした。
文はホッとします。
そして浮気の証拠集めがうまく行っていないことを話します。
さやかから、夜の生活について聞かれ、最近はしていると答える文。
さやかは、文は潔癖だから他の女が触ったらダメなんだと思ったと言われます。
高校時代に、王様ゲームのキスが原因で別れたからと。
文は高校試合を思い出します。
自分の目の前で王様ゲームで自分の彼氏がさやかとキスをしたのでした。
それがショックで別れたのです。
さやかとの電話を切ったあと、本と本の間に挟まっている袋を発見。
そこには精力剤がありました。
文は浮気相手と使っているのだと思い、腹を立てるのでした。
ある日の会社帰り、文は和真の同僚である高梨に話しかけられました。
距離感が近い高梨を不審に思う文。
高梨は、和真と立川さとみができていると言ってくるのです。
そして文と和真が出会った合コンのときから、文のことが気になっていたと言ってきました。
そのとき、樋口がやってきて高梨を殴り文を救い出しました。
そのままカフェに入る文と樋口。
文は泣き出してしまいます。
樋口は浮気調査を手伝ってくれると言ってくれるのでした。
文は、母親の家に行くことにします。
文の母親は、旦那が昔した浮気が許せず、文が就職したあと離婚をして1人で暮らしていました。
そして夜、樋口から立川さとみがホテルに入っていく画像が送られてきました。
自分の目で確かめるために、ホテルの入り口の死角で待つことに。
すると、立川さとみとスーツ姿の男性が出てきました。
文は、和真と付き合うことになったとき本当に嬉しそうな和真の顔を見てこの人となら幸せになれると思ったのです。
ですが、現在文は和真と暮らすマンションに帰りますが、もう和真には触れられたくもないと思ってしまっていました。
翌日、文はいつもんメンバーとの飲み会に参加していました。
優香の妊娠をお祝いします。
文は和真とのことを聞かれても、うまくやっていると無理やり笑顔を作って答えるのでした。
その日、ベロベロに酔っ払ってしまった文はさやかに付き添われて帰宅しました。
文を抱えながら文と和真の家に入るさやか。
和真はさやかを見て顔がこわばります。
さやかは笑いながら、部屋の奥にある寝室に入っていきます。
和真は寝室から出ていくように言いますが、ベッドに横になるさやか。
和真がさらに強く出ていくように伝えました。
さやかは明日は私のために時間作ってよと言って出ていくのでした。
文はベッドに横になりながら、ポケットの小型の録音機を出しました。
文の目には涙で溢れていました。
立川さとみとホテルから出てきたスーツの男性。
これは高梨だったのです。
樋口がホテルから出てきた2人を問い詰めると、立川さとみがベラベラと話してしまうのでした。
そして、高梨はさやかからの入れ知恵で和真と立川さとみができていると言ったら文を落とせると言われたというのです。
誘惑してくれと言われたと。
クリスマスプレゼントが文と立川さとみでかぶっていたのも、さやかの差金。
最初に文が見たハートマークのメッセージは立川さとみがフレンドリーに送りたかっただけでした。
友人であるさやかに裏切られていた文。
いつからなのか、ショックを受けてしまうのでした。
にぶんのいち夫婦ネタバレ4巻!
飲み会の翌朝、昨日のことを覚えているか和真に聞かれ、覚えてないと言う文。
和真は飲みすぎて二日酔いの文のために、しじみの味噌汁を作ります。
そのまま仕事に出る和真。
文はその味噌汁をそのまま台所に捨ててしまうのでした。
その日は樋口に会うことになっていました。
文がとったボイスレコーダーを聞くと、樋口は別れ話がこじれているんではないかと推測します。
やり直したとして、和真を許せるのかと悩む文。
浮気したことを責め続ける自分が想像できます。
そしていつか和真から軽蔑の目で見られてしまう。
そんなふうになるぐらいなら別れたいと呟いてしまうのでした。
樋口は旦那さんに電話しますと言い出しますが、文が止めると冗談ですと言うのでした。
そこへ高梨が現れました。
樋口に和真の鞄にGPSを仕込むように指示されており、それを遂行してきたとのことでした。
高梨が和真とさやかが不倫していることに気がついたのは去年の秋ごろだと言います。
和真、さやか、高梨で飲んでいたとき、珍しくかなり酔っ払った和真をさやかが腕を組んで連れて帰ったのを見たことで、不倫していると思ったそうなのです。
クリスマスイブにホテルに向かう2人を見たことで確信に。
そしてさやかから文を誘惑するようにも言われていたのです。
樋口から、この男を知っているかと尋ねられる高梨。
知らないと答えますが、文はその男性を見てハッとしました。
樋口から知っている人か尋ねられた文は電話をしてくると立ち上がります。
そのあと、GPSによって和真がホテルに着いたことがわかり、3人でホテルに向かうことになりました。
話し合いの場として部屋を確保し、高梨はそこに待機。
文と樋口はそのホテルのバーにいきます。
そこには和真とさやかもいて、文は震えてしまいます。
樋口に背中を押され覚悟を決め、文は2人に話しかけにいきました。
驚く和真ですが、さやかはここで修羅場を繰り広げるの?と余裕の様子。
文は何も言えず、泣き始めてしまいます。
和真が手を伸ばしますが、樋口が立ち塞がるのでした。
そのまま4人は高梨が待つ部屋へ行くことにします。
高梨が文を襲ったことを樋口が言うと、和馬は高梨を睨みつけます。
そしてさやかは、和真と不倫関係なのと言ってきました。
文が私の夫なのになぜと聞くと、横取りしたのは文だと言ってきました。
和真と付き合うことになったとき、さやかは自分も狙っていたと言っていたのです。
さやかは文に高校時代からむかついていたと言われてしまいます。
そう言われてふらつく文を支えるのは樋口です。
それを見て和真はショックを受けました。
和真は文に惚れたのは自分だし、さやかの告白は断ったと言います。
じゃあどうしてホテルにいたのか樋口に聞かれると、慰謝料を払いにきたと言うのです。
なんの?と樋口が聞くと、さやかが子供だと言いました。
和真はさやかを抱いた記憶がないようなのですが、さやかと高梨と3人で飲んだあとホテルの部屋でさやかと2人になっていたとのこと。
あまり飲んでいないのに意識が朦朧としてしまったんだと言うのです。
文はショックを受けながらも、クリスマスイブのことを聞くとさやかはホテルに行ったと答えました。
和真は浮気の写真を撮られてしまっていたため、それを断ることができなかったのです。
ですが、さやかには指一本触れていないと主張。
ストレスが原因でEDになってしまっていたと言うのです。
文は妊活に協力的じゃなかったことを思い出すのでした。
文との子供は欲しかったため、精力剤を買っていたのです。
さやかは自分に子供ができたと言ったら逃げたくせにとイライラしています。
和馬はDNA鑑定をしないと認知できないと言ったのだと言います。
カッとなり、和真にペットボトルの水を投げつけるさやか。
樋口はさやかに、和真に薬でも盛ったのかと尋ねます。
妊娠しているならお酒を飲むのもおかしいと高梨。
さやかは子供は堕したと答えました。
文はそれを聞いていつ中絶したのか聞きます。
先月だと言うさやか。
さらに文は火葬はしたのかと聞きます。
火葬なんて必要ないでしょとさやかは答えます。
それを聞いて文は妊娠が嘘だったんだと言いました。
妊娠12週を過ぎたら火葬と死亡届が必要なのだと。
さやかは顔を歪めました。
そこへ、部屋のドアをノックする音が聞こえました。
菜摘と香住でした。
菜摘は友達を傷つけるなんて、とさやかに殴りかかります。
香住の後ろからは香住の彼氏、健ボコボコの顔で出てきました。
健は土下座をしながら、さやかに頼まれて睡眠薬を飲ませた和真をホテルに運び、服を脱がせて写真を撮る手伝いまでしたと白状します。
和真は本当にさやかに指一本触れていなかったのです。
樋口はこいつら訴えられるけどどうします?と和真に聞きます。
和真は自分の事なかれ主義のせいだと言うのでした。
樋口は甘いことを言わないで警察に突き出した方がいいと言いました。
さやかは慰謝料ももらっていないし、キスもされたから逆に訴えられると言い出します。
何も言い返せない文の代わりに、香住がさやかの頬をいい加減にしなと叩きました。
自分の彼氏である健が一時期浮気したのもさやかなのだと話すのです。
香住は許すのが優しさだと思ったといい、何もしてなかったのですが、さやかに償って欲しいと言いながら写真を出しました。
それは、さやかが今まで同じように薬を盛って写真を撮って脅迫してきたもの。
健が手伝っていたのです。
健の手元に盗んだ財布や時計も保管してあるとこと。
高梨はこの会話を録音していると言います。
樋口は和真に逃げているだけだと言われて、さやかたちを訴える覚悟を決めるのでした。
さやかはそもそも自分を愛してくれないのが悪い、誰の一番にもなれないと泣き出します。
菜摘が一番になりたいなら自分より大切にできる誰かを探しなよと伝えました。
そのままさやかと健を警察に連れて行き、文は1人で家に戻ります。
文は心の整理ができずにいました。
和真は浮気をしておらず、さやかたちは警察に行ったことで解決したのですが、心はざわついたままだったのです。
警察から帰ってきた和真は文を心配します。
文は和真をいい旦那だと、優しい人だと思うものの、心がついていっていないのです。
好きだからこその苦しさから、文は別居しようと提案するのでした。
にぶんのいち夫婦ネタバレ5巻!
5年前、和真は高梨から、さやかが主催する合コンに誘われました。
渋々参加した和真は、そこで文と出会いました。
当時から既婚者であった高梨と文が話しているのを見てソワソワしてしまいます。
そんなとき、さやかが和真にアプローチをかけてきます。
ぐいぐいくるさやかを和真は他に気になる人がいると断りました。
ですが、和真は文にあまり相手にされず、ショックを受けます。
先に文が帰ったと聞き、追いかける和真。
追いついて、寒いからと文にマフラーをかけてあげます。
タクシーを待つ間、楽しくおしゃべりをし、そのまま文はタクシーに乗って帰宅。
和真は文に一目惚れしたのです。
その後、合コンのメンバーでBBQをすることになりました。
文との距離を縮める和真でしたが、終盤にさやかに告白されます。
和真は気になる人がいると改めて断りますが、気になる人が文であるとさやかは見抜きます。
文は嫉妬深くて束縛がきついと言い、文を下げるさやか。
和真は将来を見据えて付き合いたいと思っていると言うと、2人は別れることになると断言してくるのでした。
その後文と和真は付き合いだし、2年が経った頃に結婚することに。
またさやかが諦められなくてと声をかけます。
入籍を明日に控えていることを伝える和真。
文を愛していくことをしっかりさやかに伝えると、さやかは後悔すると言ってくるのでした。
そのまま文と和真は結婚し、幸せに暮らしていました。
1年半後のある日、同僚の高梨や和田と飲みにいく和真は、そろそろ子供か、という話をしていました。
高梨も和田も、子供がいると大変で休めないと言います。
和田は奥さんへの愚痴も止まりません。
明かな上からの態度に、和真は奥さんから捨てられるのではと思うのでした。
その後、和田は離婚調停中となります。
高梨曰く、奥さんからモラハラを受けたとして慰謝料の請求までされているのだとか。
そして和田はうつ病となり、退職してしまったのです。
和田が抜けた穴には立川さとみが入ることになりました。
高梨は手取り足取り教えなきゃと言います。
ですが、立川さとみは和真に媚を売るようになったのです。
仕事はできない立川さとみに、和真はゲンナリ。
少し冷たくすると今度は高梨に泣きついたようで、高梨にも責められます。
高梨は、立川さとみは自分が慰めるからと言ってくるのです。
その後、大きな仕事が決まったタイミングで同期で飲みにいく事にした和真と高梨。
その場にさやかが来たのです。
そしてクリスマスプレゼントはこの腕時計がいいとさやかは勧めてきます。
文はこういう可愛いデザインが好きなのだと。
高梨は立川さとみにとその場でネットで購入。
そのまま酒を飲み続ける和真は、頭がクラクラし、潰れてしまいます。
さやかが送るといい、連れていってしまうのでした。
そして具合が悪い中無理やり目を開けたところ、裸のさやかがいたのです。
さやかは文のこと裏切っちゃったねと笑うのでした。
和真はそのまま服を着てホテルを出ようとします。
とにかく具合の悪い和真は何もしていないと言いますが、さやかは責任を取ってもらうと言ってきます。
帰宅した和真は文が先に寝ていたことに安心しますが、今回のことでEDになってしまうのです。
そしてある日、専務に食事に誘われた和真。
そこには立川さとみもいました。
専務の姪なのだといいます。
見合い相手にどうか聞かれますが、結婚していることを伝える和真。
専務に間違いは起こさないでくれと言われるのでした。
本題は、和田が会社に労災を申請してきている件とのこと。
会社としては、家庭の問題と認識していたので、事実確認をしてほしいと言うのです。
この専務からの命令を断ることができるはずもなく、和真はどんどん忙しくなっていきます。
そんな中、さやかから和真とのベッドでの写真を添えてクリスマスイブ会ってくれるよねという内容のメッセージが届くのでした。
文は和真の仕事が遅いことで、最近忙しいのと聞いてきますが、和真は年末だからと誤魔化します。
機嫌が悪くなる文に対し、クリスマスのディナーを誘いますが、24日ではないことがまた文は引っかかってしまったのです。
和真は会社の納会のせいにしますが、本当はさやかの誘いを断るのが怖かったからなのでした。
文の顔を見るのがどんどん辛くなっていってしまいます。
文とキスをしてる最中、またさやかからメッセージが。
離れて1人、スマホを見てみるとさやかとキスをしている画像が来ていました。
イブの日は朝まで一緒にいてと言うのです。
和真は何をしているのか…と苦しむのでした。
にぶんのいち夫婦ネタバレ6巻!
クリスマスイブの日、和真は病院へ行きます。
そして会社の納会のあと、さやかとの待ち合わせ場所へ。
文のことを考えると辛い和真。
裏切られたと思われるだろうか、と。
さやかは嬉しそうに和真に走り寄ってきました。
和真は約束は守ってくれるよねと聞くと、さやかは何のこと?ととぼけます。
画像を消すように言われたさやかは文に送るよと脅してくるのです。
そして大声で無理やり抱いたのだと加害者だと言ってくるのです。
和真はこのまま言い合いをしても無駄だと思い、飲みに行こうと言うのでした。
そして強い酒を飲ませ、さやかを酩酊状態にします。
ホテルでは気分が悪く、ベッドに横になるさやか。
和真は椅子に座ったままうとうとします。
朝4時に目を覚ましたさやかに、和真は写真を消すように言います。
ですが、今からしようと誘ってくるさやか。
和真は病院での診断書を取り出しさやかに見せます。
そこにはEDであるという内容が書かれていました。
笑いながら文が可哀想と言うさやかは、可哀想だから写真は消すと言ってスマホをいじり出します。
そしてもう和真のことは諦める、文も大事な友達だからと言いながらにやっと笑うのです。
朝、家に入ると文が準備してくれていたであろう食事が手付かずのまま置いてあります田。
寝室には文はいません。
文に電話をしても、家中探しても見つかりません。
すると玄関で音がして向かうと、文が帰ってきました。
文は怒っていないと言いつつも、和真を拒絶する空気が出てしまっていました。
文との関係がギクシャクしたまま妊活をすることになった和真ですが、EDのため不安に思います。
そんなある日、上司から和田の家に行って労災の件について伝えてくるように指示されます。
その日は文と約束した妊活の日。
気になりつつも命令は断れず、和田の家に行きます。
久しぶりに会った和田は昼間から酒を飲み、痩せて荒んでいました。
労災の件を伝えます。
奥さんと子供のことを聞くと発狂するかのように10年間家族のために働いてきた、全部俺のせいなのかと泣き出してしまうのでした。
そんな和田に声をかけられず、和真はそのまま帰ることにします。
帰宅すると文が作ったご馳走がありました。
喜ぶと、食事はすべて妊活に良いものなのだと文に説明されます。
そのことを聞くと気が重くなる和真。
そして妊活のため、文を抱こうとしますがやはり機能しない和真の体。
諦めた様子の和真に、文は検査も予約していると怒ります。
文は責め立てますが、和真は謝ることしかできません。
和真はそのまま部屋から出て、頭を抱えるのでした。
その後、バレンタインの日にさやかから連絡が来た和真は会うことに。
そして妊娠したんだと告げられます。
料亭で話すことになり、その場でさやかが酒を頼もうとすると和真は疑惑の目をむけます。
そしてはっきりさせるため、DNA鑑定の紙を渡しました。
さやかは怒りますが、検査をしないと認知しない、と和真は伝えました。
そうすると、さやかは中絶同意書を差し出します。
和真は自分の子だという証拠はないとサインはできないと言います。
さやかは泣き喚きますが、和真は同意書に病院名が入っていないことに気がつき、どこのクリニックなのか、エコー写真はと聞きます。
するとさやかは文に言うと笑うのです。
それはまずいと思った和真は、望みを聞きます。
さやかは誠意を見せろと言います、
誠意はお金のことで、100万円で手を打つと言うのです。
和真はそれですべてが終わるならと、サインをするのでした。
仕事中、店の偵察で行列に並んでいると、樋口と並んでいる文と出くわします。
口説いているような若い男と一緒にいる文。
和真はつい文を呼んでしまいます。
樋口は和真に挨拶をしました。
和真は「家内」がいつもお世話になってますと挨拶を返しました。
文が和真の仕事のことを樋口に説明すると、和真は樋口に学生にはこの店はどうかと聞きます。
ちょっと高いですけど、女性を口説くにはちょうどいいと笑っている樋口にイライラする和真。
わざとらしく文の頭を撫でながら、今日はビーフシチューを食べたいと言います。
ビーフシチューは時間がかかるので、すぐに帰るように暗に伝えているようなもの。
会社に戻って急いで仕事をする和真は、文が口説かれていることに焦りを感じていました。
嫉妬しているのです。
家に帰り、文を思わず抱きしめました。
樋口に口説かれているのかと尋ねる和真。
そんなわけないじゃんと文は答えます。
和真はその勢いで文を抱きます。
そしてついやっぱり文が一番だと言ってしまうのです。
文はその言葉で和真から離れ、怒っている様子。
なぜかわからない和真。
そんな中、文のスマホに多恵から「優香が死にたいと言っている」というメッセージが入るのでした。
その後、優香の家に2人で行き、優香を菜摘の家へ送り届けたあと文と軽くドライブをしました。
優香が旦那にモラハラを受けていた話から、夫婦は恋愛感情がなくなったらただの同居人だ、信用できなくなったら一生一緒にいられないといったことを文から言われます。
それを聞いた和真は、さやかとのことがバレたら和田のように捨てられるのではと思ってしまいます。
嘘をつき続けることを決意してしまうのでした。
ですが、後日文は実家に帰るとメッセージを送ってきました。
どうしたのと送っても返信はなし。
しばらくして母親の具合が悪いからとだけ連絡が来たのでした。
文の様子でおかしいと思った和真は、さやかからのバレンタインチョコを隠していた棚を確認。
するとチョコの場所が移動していることに気が付きます。
包みの中のメッセージカードもないことも。
精力剤の場所も確認すると、それも変わっていることにも気が付きました。
文に何か疑われてると焦った和真は、さやかに電話をします。
文に和真が浮気をしているのではと匂わせていないか、さやかに聞く和真。
さやかは、クリスマスイブに帰ってこなかったことで浮気をしているのかもと疑っていたと嬉しそうに話します。
和真はこれで初めて、浮気を疑われていたことに気がつくのでした。
100万円は準備できたかとさやかは聞いてきますが、文にすべて話すからと和真は言います。
するとさやかは、文が死んでしまうかもと言ってくるのです。
中絶までしたときいたら、文の心が壊れてしまうと。
脅された和真は和田の姿を思い出し、文に辛い思いをさせたくないとさやかとまた慰謝料の件で会うことにするのでした。
その後、だんだんと家から文の服や化粧品がなくなっていることに気が付きました。
もう帰ってこなくなるのではと恐怖を感じた和真は、文の母親に電話をすることにします。
母親の具合が悪いと聞いていた和真は、お加減はと尋ねました。
ですが、病気はしていないと言われてしまいました。
文の様子はボロボロのようです。
夫婦で話し合うように言われる和真。
そしてその後、会社から帰ると文がソファで寝ていました。
顔色が良くない文を見て、涙を流す和真。
文だけは失いたくないのだと思うのでした。
にぶんのいち夫婦ネタバレ7巻!
和真は文が友人たちと飲みに行っている間にさやかへ渡す誓約書を作ります。
和真はさやかから送られてきた浮気の写真を見て、あることに気が付きます。
自撮りでは撮れないアングルの写真があったということです。
他に誰かがいたのだということに気がつくのでした。
そして、酔い潰れた文をさやかが連れて帰ってくるのです。
さやかは寝室に入り、ここに泊まっていくなどと言い出します。
今すぐ帰ってくれと怒る和真。
さやかは、明日は私のために時間を作ってと言いながら和真の態度にイラッとするのでした。
そして翌日、さやかとの話し合いの日。
誓約書をさやかに渡します。
さやかは誓約書をいて大笑いします。
和真はあの現場に他に人がいたことを言及。
そして文にこのことを知られるなら、徹底的に戦うと宣言するのです。
文がそんなに大事と聞かれ、文ともう関わらないでほしいと言う和真。
さやかは文とは友達だと言います。
なぜ執着するのかと聞くと笑わせないでと返すさやか。
和真ははっきりと、存在が迷惑なんだと言うと、さやかは震えながらあなたも私の存在を否定するのと言いました。
そのとき、後ろに人がいることに気がつく和真。
文でした。
樋口といる文を見て、和真はどうして自分が隣にいないんだと思うのでした。
一方現在の文は、和真に別居しようと言って実家に帰ってきていました。
優香の家でみんなで集まることになります。
優香はすっかり明るい顔になっていて、安心する文。
その中で、さやかと健が留置所に拘留され、保釈金を払えば自宅での取り調べになるということがわかります。
保釈金は払えなさそうと想像し、前科がつくかもと想像します。
文と香住がお皿を洗っていると、香住が謝ってきました。
健についてです。
健のスマホを見たときに、怪しい画像があったというのです。
和真とさやかの写真もあったとのこと。
ですが健を見離せず、文に話せなかったとのことでした。
自分も共犯だと泣く香住に、文は辛かったのはわかっていると声をかけました。
香住は今、社内の人に告白されているんだと話します。
そんな香住の話を文は喜んで聞くのでした。
香住に和真の元へ帰らないのかと聞かれる文。
文はもう少し考えたいと言います。
自分を守るために嘘をついたことがわかっていても、好きな気持ちがあるとしても、なかなか気持ちが収まらないのです。
その後、香住と菜摘はファミレスで和真に会っていました。
香住は健のことを謝ります。
そしてさやかは親に愛されずに育ったのだと、生い立ちについて話し始めました。
さやかには、綺麗で優しい優等生の姉がいました。
両親は姉ばかり可愛がっていたのです。
そんな親の気を引きたく、悪さをするようになったさやか。
悪さをすればするほど、親からの気持ちは離れていってしまっていました。
さらには姉の彼氏を寝取り、喧嘩になってしまいます。
その後姉は交通事故で亡くなってしまったのです。
姉に謝ることができなかったさやかは、姉が悪かったのだと言い聞かせるのでした。
そして文はさやかの姉に、和真はその彼氏に似ているのだということです。
それが原因で今回のことをしてしまったのではと香住は言います。
和真はだからと言ってさやかのことは許せないと言いますが、菜摘は和真も悪いとはっきり言いました。
脅されていたとはいえ、さやかの言いなりになるなんて、男として情けないと。
和真はそうですよねと認めました。
そして文の様子を尋ねると、今はそっとしておいた方がいいというのでした。
菜摘は、とことん話し合うこと、いい人になろうとせずに本音を吐き出すことをアドバイスするのでした。
会社に出社した和真に、高梨はまだ若いし元気出せとまるで文と別れるような前提で声をかけてきます。
ムッとする和真。
文を襲おうとした高梨に、立川さとみが専務の姪であることを話します。
高梨は焦りだし、立川さとみとの関係がバラされたら困ると思い、文に手を出したのは本気じゃなかったと弁解。
和真は文に2度と手を出すなと釘を刺すのでした。
高梨は和田の二の舞になるぞと和真に言います。
和田は現在レストランで店長見習いとして働き始めていたのでした。
和田は復活していたのです。
子供の養育費ぐらいはちゃんと払わないとと言う和田。
そして高梨に、妻や子供と向き合わないと自分みたいになると伝えるのでした。
和真が駅に向かうと、そこには樋口がいました。
なぜか和真の奢りで焼肉に行くことになります。
ずっと待っていたのかと聞くと、高梨にGPSを仕込んでもらったという樋口。
和馬はカバンのGPSをすぐに壊します。
文と話し合ったかと聞かれ、別居中だと答えます。
樋口は文を口説いていいかと聞くと、いいわけないと和真は声を荒げました。
そんな和真を見て樋口は笑いが止まりません。
樋口は文を口説きたくなったら口説くと宣言。
和真は文は樋口を相手にしないと言います。
それに対して、文に捨てないでとすがれるかと聞かれました。
そんな情けない姿を見せられないと言う和真に、本当の気持ちを晒せないなら一緒にいる意味はないと言ってくる樋口。
そんな中樋口は焼いた肉を和真に食べるように言い、和真はその肉を食べました。
うまい、と思わず声が出る和真。
樋口はでしょ!と笑顔で言いました。
そんな樋口を見て、憎めないと思うのでした。
また別の日、文は樋口と仕事帰りに近所の公園に、花見に行きました。
文は和真の件でお世話になったお礼として、サンドイッチを一緒に食べていました。
何か欲しいものないかと聞いても、これで十分だと言う樋口。
和真とうまくいっているかと聞かれると、文は別居していると話します。
ヘタレっぷりに嫌気がさしたのかと聞かれると文はムッとしてしまいます。
揉め事を避けるけど、優しい人なんだと和真を庇いました。
さやかのことも、仕方ない状況だったと言います。
和真のことを嫌いになっていないのにモヤモヤするなら、一生そのままです、別れた方がいいと樋口は言ってくるのです。
別れることは考えていなかった文。
樋口は1人で不安ならそばにいると言ってきます。
文は付き合うみたいになってる、と言うと、樋口はそうですと告白。
びっくりして何も言えない文。
樋口は自分を選ばないとわかってます、予想通りの反応だと笑いました。
文は鈍感だから、和真に対しての自分の気持ちもわかっていないんだと指摘しました。
樋口は、文は怒っているのだとはっきり言います。
また驚く文。
浮気じゃなくても、イブの日に友達と会ってキスをしたということに怒っているのだと。
樋口は和真のことを、女に騙されて脇が甘い、不誠実だと言います。
和真とは、ちゃんと喧嘩をした方がいいと言うのです。
感情をさらけ出したら引かれると思っている文。
ですが、樋口は逆に喜ぶと思うと伝えました。
和真をよくわかっている様子に、文は和真の友達みたいと笑いました。
久しぶりの文の笑顔を見た樋口は、初めて会ったときのことを思い出しました。
和真のことが好きでたまらないという笑顔。
その笑顔を壊せないと思う樋口は、文にキスをします。
お礼をいただきました、旦那さんとお幸せにと言って去っていくのでした。
にぶんのいち夫婦ネタバレ8巻!
高梨の誘いを断り、足早に職場を出る和真。
文の母親に電話をします。
母親は夜勤の休憩中でした。
和真は毎日、文の母親に電話をして文に会えないかと聞いていました。
ですが、文の母親は文が向き合う気にならなければ意味がないと思っていました。
そろそろだと思ったらまた連絡すると和真に伝えるのでした。
和真は文に離婚と言われても同意するつもりはないと文の母親に伝えました。
それでいい、すがってきたら悪い気はしないからと答えました。
和真の本音は、一生文といたいというものだったのです。
そのとき、文は1人で外で食事をしていました。
文の近くに犬がやってきて、その飼い主は文の横に座ります。
心が通じ合っている飼い主とその犬。
ただ一緒にいるだけではなく、毎日ちゃんと会話をしているから通じ合っていると文に言います。
翌朝、文が目覚めると夜勤を終えた母親が帰ってきました。
母親は離婚したときのことを話し始めました。
当時は父の言葉で離婚を決めたのですが、最近は向き合っていたなら違う未来があったのかもと思っていたのです。
言いたいことを言い合いながら暮らしていたら…と。
文はそれを聞いて、昨日の犬と飼い主のことを思い出しました。
和真とちゃんと向き合うために、家に帰ることを決意します。
そして文の母親は約束通り、和真に連絡を入れました。
和真は文の実家まで迎えにきました。
和真は文に頭を下げて謝ります。
文はいつもなら喧嘩をしたくないからと言わないことを、素直に伝えました。
自分が嫌だと思っていることを伝えたのです。
そして苦しいし、腹も立つけど、和真を忘れられないのだと。
言いすぎたかと思った文でしたが、他には?と言いながら文を抱きしめる和真。
文の怒りや不満や嫉妬もすべて受け止めて、自分を変えたいと言う和真。
これから一生一緒に生きていくためだと。
文が一番嫌だったのは、和真を信じられなくなっていく自分なのだと言いました。
和真は揉め事を避けたいがために本音とぶつかることを避けていたのです。
本当の自分を見せたら文はいなくなってしまうと。
文と和真はそれぞれの気持ちを伝え合い、想いを再確認することで、仲直りすることができたのでした。
【にぶんのいち夫婦】ネタバレ!優香の結末は?さやかはその後どうなった?まとめ
これまで”にぶんのいち夫婦ネタバレ!優香の結末は?さやかはその後どうなった?”のテーマでお伝えしてきました。
最終的に再構築できたのが良かったですね!
いい人ぶらずに言いたいことを言い合うという大切なメッセージも含まれたいい作品でした。
絵柄も綺麗なので気になる方はぜひ、「にぶんのいち夫婦」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”にぶんのいち夫婦ネタバレ!優香の結末は?さやかはその後どうなった?”と題してお届けしました。