今回は”【バッドファーザー酒狂い親父に復讐を】ネタバレ!最終回・結末まで考察!”のテーマでお伝えします。
「バッドファーザー〜酒狂い親父に復讐を〜」は、父親がアルコール依存症で借金を抱えてしまい、苦しむ圭太が主人公の物語です。
そんな「バッドファーザー〜酒狂い親父に復讐を〜」のネタバレ、感想を紹介していきます。
それでは早速、”【バッドファーザー酒狂い親父に復讐を】ネタバレ!最終回・結末まで考察!”と題して進めていきましょう。
目次
【バッドファーザー酒狂い親父に復讐を】作品情報

作品名 | バッドファーザー〜酒狂い親父に復讐を〜 |
作家 | 民谷剛 |
出版社 | ファンギルド |
雑誌 | コミックアウル |
こちらの作品は、「復讐宣言〜やられた恨みは100倍返し〜」に収録されている作品です。
バッドファーザー あらすじ
主人公の圭太は、父親がアルコール依存症によって多額の借金を背負ってしまっている家庭の子供。
妹の学費や父親のグループホームの代金もまかなうために、必死に毎日働いています。
やっと父親の病状が回復し、この苦しい生活から逃れられる、明るい未来が待っていると期待を持ちます。
貧乏すぎてお風呂にもちゃんと入れない、ご飯もまともに食べられない日々…。
周りからもうがった目で見られていました。
そんな中で父親が働けるようになるということで、自分はこんなに苦しまなくて良くなると思った圭太ですが、この気持ちは裏切られてしまうのです…。
【バッドファーザー酒狂い親父に復讐を】ネタバレ!
【登場人物】
大沼 圭太(おおぬま けいた)
貧乏な家のために働く17歳。妹の学費や父親のグループホーム代もまかなっている。
大沼 莉央(おおぬま りお)
圭太の妹。兄を慕っている。
ここからは、「バッドファーザー〜酒狂い親父に復讐を〜」のネタバレを含みますので、ご注意ください。
貧乏な家で頑張る圭太
圭太の家は父親がアルコール依存症。
それが原因で借金もあり、貧乏で生活が大変厳しいのです。
圭太は妹の学費や現在グループホームにいる父親の施設代を稼ぐために、毎日2時間かけて働いていました。
貧乏なためお風呂もまともに入れず、服も買えない日々。
そのためバイトの店長からもとがめられてしまうのです。
そんな苦しい日々の中で、父親が家に戻ってくる日がやってきました。
アルコール依存症のときとは別人のようになった父親を家に迎え、ここから3人で楽しく暮らしていけると思った圭太。
父親も圭太と莉央に謝罪し、ここから明るい未来が待っている、と思っていました。
父親はもう仕事も決まっており、圭太はもう楽になれるとも思ったのです。
高校にもいけず、父親を恨んできた圭太ですが、ここから生活を立て直そうとしたのです。
アルコール依存症の父親
父親は仕事を始めると、ストレスからお酒を飲み始めてしまったのでした。
それを見つけた圭太は、父親を問い詰めます。
給料も入っていない父親には買えない量のお酒がそこにはあったからです。
そのお金は、莉央の体を売って作ったという父親。
莉央は父親が酒を飲んでいた部屋の奥で自らの命を絶ってしまっていたのでした。
この現実を知ってしまった圭太は、父親のことを許すことはできません。
圭太はこの地獄を終わらせる方法を取るのでした。
【バッドファーザー酒狂い親父に復讐を】最終回・結末は?
「バッドファーザー〜酒狂い親父に復讐を〜」の結末は、圭太は父親を殺し、莉央の遺骨を持って去るというものでした。
ポイントはこちらの3つです。
- 父親のアルコール依存症の再発
- 莉央がどうなったか
- 圭太がした、地獄から抜け出す方法
一つずつ、感想も踏まえて紹介していきます。
父親のアルコール依存症の再発
父親はアルコール中毒が再発してしまい、大量の酒を飲んでしまいました。
そのせいで、実の娘の莉央の体を売るという最悪なことをしでかしてしまったのです。
その金で酒を買うなんて、本当に人間として終わっていますね。
そもそもお酒に手を出してしまったきっかけは、久々にした仕事で年下の上司に怒られたからでした。
仕事後にふらっと立ち寄ったコンビニで、つい手を出してしまったのですね。
それが火付けとなり、酒を我慢できなくなってしまったのです。
久々に仕事をする、となりストレスはあったのでしょうが、しでかしたことが最低すぎましたね。
これは許されることではないですし、誰もが許すことのできない展開でした。
莉央がどうなったか
圭太の中学生の妹、莉央は自宅で自ら命を絶ちました。
理由は、父親に体を売られたからです。
知らない男たちに体を差し出されてしまい、絶望から死ぬことを選んだのでしょう。
その描写はなかったのですが、本当に辛く、生きていくことができなくなるほどの傷だったのだと伺えます。
莉央は自宅の部屋で、首を吊って亡くなってしまったのでした。
そのそばで父親は酒を飲んでおり、アルコール依存症の恐ろしさも垣間見えました。
ですが酒を飲む飲まない関係なく、サイコパスだと思いましたし、人間として最低すぎて救いようがないという感想です。
莉央は圭太を慕い、貧しい中で必死に生きていたのに、こんな最期は悲しすぎました。
圭太がした、地獄から抜け出す方法
圭太は父親のアルコール依存症が再発し、莉央が自ら命を絶ってしまい、絶望してしまったことで、父親を殺すという方法で地獄から抜け出すことにしました。
莉央の体を売り、そのお金でお酒を飲んでいたという父親をもうどうしても許せないと思った圭太。
自らの手で父親を殺すことでこの地獄を終わらせようと思ったのですね。
父親が酔って寝ている間に、口にホースを繋いで酒を注ぎ、火をつけて殺してしまいました。
そして莉央の遺骨を持って、自転車でその場を去っていったのです。
どこまで行くのか、捕まるのかはわかりません。
おそらく逃げきれないでしょうが、圭太はまだ17歳。
まだ若いため、何年経ってもいいので新しい人生をやり直してほしいと思ってしまいました。
まとめ

これまで”【バッドファーザー酒狂い親父に復讐を】ネタバレ!最終回・結末まで考察!”のテーマでお伝えしてきました。
父親が本当に最悪すぎて、圭太と莉央が本当にかわいそうでした。
2人がどうしてこんなにまっすぐに育ったのかわからないぐらい、父親がひどすぎましたね。
結末が辛すぎたので、圭太が何十年か後に幸せになる未来を見てみたいと思ってしまいました。
詳しい内容を見たい方はぜひ「バッドファーザー〜酒狂い親父に復讐を~」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”【バッドファーザー酒狂い親父に復讐を】ネタバレ!最終回・結末まで考察!”と題してお届けしました。