今回は”悪役令嬢の矜持の漫画ネタバレ!憎まれても義姉の幸せのために企む悪役令嬢の物語!”のテーマをお伝えします。
「悪役令嬢の矜持〜婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。〜」は、自分が憎まれても義姉を幸せにしようと企む悪役令嬢の物語です。
コミックシーモア先行配信中で、女性マンガ部門でも上位の人気作品です!
今回そんな「悪役令嬢の矜持〜婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。〜」のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”悪役令嬢の矜持の漫画ネタバレ!憎まれても義姉の幸せのために企む悪役令嬢の物語!”と題して進めていきましょう。
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目次
悪役令嬢の矜持の漫画ネタバレ!
【登場人物】
ウェルミィ・エルネスト
元平民で、母と共に伯爵家の一員となった令嬢。男受けする美貌を持つ。
イオーラ・エルネスト
ウェルミィの腹違いの義姉。地味な見た目をしている。
ウェルミィは悪役令嬢ということですが、どんな企みがあるのでしょうか?
ここからは、悪役令嬢の矜持のネタバレを含みますので、ご注意ください。
悪役令嬢の矜持ネタバレ1話!
ウェルミィの腹違いの義姉であるイオーラは、婚約破棄をされました。
婚約者であったアーバイン伯爵の子息は、イオーラの義妹であるウェルミィを選ぶというのです。
ウェルミィは男好きのする美貌、流行のドレスに高級なアクセサリーをつけており、成績も上の上。
イオーラは地味なドレスに時代遅れのアクセサリー、不健康で枝毛だらけ、成績は中の下。
イオーラは婚約破棄を受けるのでした。
ウェルミィは、自分を恨んで憎めばいいと考えていました。
そのたった半月後、イオーラは新たな婚約者の元に売られていったのでした。
エルネスト伯爵家に莫大な支度金を出すということで、エイデス・オルミラージュ侯爵の元に。
エイデスは、女嫌い社交嫌いで有名なのです。
絶世の美貌と魔力を持っているが、冷酷で残忍と評判もありました。
この婚約に対しても、「どんな扱いでも構わない」という一筆を書かされていました。
誰もがイオーラは凄惨な目に遭うと想像できます。
すぐに捨てられるか、魔術の実験台にされるか、暴力を振るわれて見る影もなくなるか。
しまいには親からも、捨てられても帰ってくるなと言われてしまっていたのでした。
そんな状態になった義姉を見て、ウェルミィは人生最高の日だと感じていました。
半年後、驚愕のどん底に落とされる日まで…。
ウェルミィは平民の生まれでした。
幼い頃は母と貧しくも豊かでもない暮らしをしていたのです。
母は伯爵の愛人だったのです。
8歳のとき、エルネスト伯爵の前妻が病死。
ウェルミィの母が後妻となりました。
平民の妻をもらうことを反対した親戚と縁を切り、伯爵はウェルミィの母を受け入れたのでした。
初めてイオーラと会ったとき、見事な礼儀を見せました。
魔力の強さを表す瞳や艶めく髪を携えた、美しい貴族の娘だと思ったのです。
そしてイオーラの母を裏切っていた父親の腹違いの娘であるウェルミィに痛いして微笑んだのです。
優しく接してくれたのです。
ですが、10歳のときにウェルミィとイオーラの扱いが変わりました。
ウェルミィが川に落ち、高熱が出てしまったのです。
もともと片鱗はあったのですが、この出来事が決定打となります。
ウェルミィが川に落ちたのはイオーラのせいだということで、父親と母親がイオーラを罵倒。
その日から、ウェルミィはイオーラをお義姉さまと呼ぶのをやめたのでした。
そして父親と母親はウェルミィにとても優しくなったのです。
イオーラは持ち物を取り上げられ、形見の宝石もウェルミィの物になり、食事も質素になっていきました。
召使いのような格好で家事をさせられるようになってしまったのです。
ウェルミィがイオーラに対して髪の色が目の毒や、睨んでくるなど父親と母親に言いました。
さらには姿を見たくないとさえ言ったのです。
そうすると髪の毛は灰の髪に、メガネを常時装着されて、離れに隔離までされたのでした。
そうして成長していったウェルミィは、イオーラのものを全て手に入れたのでした。
縁談が来るような年齢になった頃、アーバイン・シュナイガーがイオーラと婚約したいとやってきました。
昔、美しい姿を見たからだと言います。
アーバインは現在のイオーラの姿を見ると、眩暈がして倒れてしまうのでした。
そんなアーバインの手を、介抱するウェルミィが握りました。
するとアーバインはウェルミィを抱きしめ、ウェルミィにすればよかったと言うのでした。
同じ貴族学校に通うウェルミィとイオーラとアーバイン。
ウェルミィはイオーラに、自分やアーバインに近づかないように釘を刺すのでした。
ウェルミィは自分の思い通りになる、味方になる取り巻きのみを側に置きました。
アーバインはイオーラの悪い噂をばら撒いているのでした。
イオーラのそばにはおかっぱ頭の友人のみ。
ですが、悪い輩もいるのだとウェルミィは言います。
とある男爵令息がイオーラが父親に押し付けられた事務仕事を手伝っていたのです。
それをアーバインが自分の婚約者に近づくなとして、引き剥がすのでした。
ウェルミィはその男爵令息からどうしてそこまでイオーラを嫌うのかと問われます。
貴方ごときの臆病者にはもったいないからだと答えました。
その頃、アーバインは婚約者をウェルミィへ変更することを掛け合っていました。
両親も、跡取りの地位をウェルミィに移すように動いていたのです。
ウェルミィはイオーラの高値で売れるようにしていたのです。
そんな中、エイデス・オルミラージュ魔導卿に出会い、イオーラを売るのにちょうどいいと思ったのです。
本当はイオーラの方が頭がいいことをウェルミィは認めており、イオーラがやったレポート課題を自分の名前で提出していました。
全てにおいて上に立つと思っていたのです。
そして、最終的に卒業パーティにおいてイオーラの全てを奪い、自分の結婚への準備を進めたのでした。
そして半年後、イオーラが魔導卿に手を引かれて夜会に来たとの報告がありました。
美しかったと言います。
ウェルミィとアーバインはそれを聞いて、見間違えじゃないかと笑います。
見にいくと、そこには美しいイオーラの姿が。
横にはエイデスもいます。
エイデスが婚約者を紹介しようと言うと、2人で踊り出しました。
美しい2人の姿に、周りは盛り上がります。
ウェルミィは以前からイオーラのそばにいた男爵令息を見つけ、地位の低い者たちを従えて恥ずかしい、品位が下がると嘲笑いました。
すると、エイデスが口を閉じろと言いました。
イオーラを侮辱することを許さないのです。
さらにイオーラを侮辱し続けるウェルミィ。
エイデスはそれを聞き、一家の悪行を調べ終えていると言うのです。
父親と母親もイオーラには何もしていない、むしろ働きもせずに浪費させられていたのだと言い返します。
エイデスは一家の罪を一つ一つ暴くと言いました。
家族がイオーラにしてきたことの断罪が始まるということなのです。
これが、全てウェルミィの狙い通りなのでした。
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悪役令嬢の矜持ネタバレ2話!
エイデスは、ウェルミィが川に落ちたときのことから遡ります。
ウェルミィは、イオーラとの一番初めの出会いから思い返していました。
こんなに美しい女の子がこの世にいるのかと思ったのです。
とても優しくて、大好きな女の子。
イオーラに好かれたい、イオーラのように礼儀を身につけたいと努力したのです。
その日は、川辺にイオーラにぴったりな石を見つけに行ったのでした。
川は浅かったのですが、熱を出したのです。
ウェルミィはイオーラは止めてくれたのだと言いますが、両親には聞こえていない様子。
両親はイオーラを叱るときに、わらっていたのです。
まるでいじめる理由ができたと言わんばかりだったのでした。
叩かれて痛々しい姿のイオーラ。
そんな中でも義妹を気遣う優しい、健気なイオーラ。
ウェルミィは自分を守るように見せかけてイオーラをいじめる両親が怖かったのでした。
現在、エイデスにこのことを咎められるウェルミィはイオーラのせいで川に落ちたのだと言います。
ですが、イオーラが連れてきた侍女のオレイアは、ウェルミィが勝手に足を滑らせたのだと告白していました。
これもウェルミィの差金で、川についてきていたオレイアをあえてイオーラの専属侍女にしていたのです。
ウェルミィの予想通りに動いてくれていました。
そしてエイデスはその後イオーラを虐待し、イオーラの物を奪っていったことも断罪してきます。
子供の頃ウェルミィがイオーラの母の肩身のネックレスを綺麗だと言うと、母親がそれはウェルミィの方が似合うと言ったのです。
そしてウェルミィの物にしたのでした。
ウェルミィはこのネックレスはイオーラの物だと思って返したかったのですが、盗んだと言いがかりをつけられることを予想していました。
なので、宝物入れの一番奥に入れ、大人になって平気になったら返そうとしていたのです。
他の物も、全部しまい込んでいたのでした。
そしてイオーラが出ていく日に、オレイアにイオーラが盗んだように荷物に仕込むよう渡したのでした。
ウェルミィはエイデスに盗人はイオーラの方だと言います。
そこで家令のゴルドレイが、イオーラが持っていた宝石には「イオーラ・エルネスト」と所有者刻印が刻まれていると確認していると発言したのです。
これもウェルミィの狙い通りでした。
宝石を買うときは、ゴルドレイを常に証人にしていました。
全てウェルミィ自身で刻印を刻むためでした。
イオーラに財産を残すため、家令が行動した結果と思わせたかったのです。
エイデスからは詰めが甘いと言われてしまいますが、ウェルミィの思い通りだったのです。
そしてエイデスの断罪は続きます。
髪を染めさせ、メガネをかけさせ、離れに押し込めたこと。
ウェルミィは全て自らしたことだというのですが、これも狙いがありました。
12歳のときのお話でした。
侍女での嫌がる仕事を押し付けられるイオーラを助けていたのはオレイアだけでした。
何かにつけてウェルミィは優しい、それに比べてイオーラはと悪口をいう両親に対し、ウェルミィは考えました。
逆に虐げる形にしようと。
貴族学校に入ったときにイオーラの美しさや瞳の色に気づく人たちが出てきて、悪意のある輩に目をつけられたら、とも考えていました。
そのため、人の目につかないようにしていたのです。
本当は美しく着飾って欲しいと思っていました。
そのときに、オレイアも気に入らないと言ってイオーラのそばに置いたのです。
イオーラを悪意から守ってくれるだろうとの考えからでした。
自分は嫌われてもいいと思ったのです。
エイデスは病気になっても医者に診せなかったと断罪を続けました。
両親はイオーラが医者を嫌ったと言いますが、もちろんそんなことはなかったのです。
両親は病気だと言っても動こうとしなかったのです。
手紙を出し、ゴルドレイにうまくやってもらっていたのですが、食事だけはどうにもならなかったのです。
なので、自分が足りなかったせいにしてスープをもらい、離れに届けていました。
ただ、蔑む言葉を言いながら。
イオーラの熱が下がったことを両親が聞くと、悪運が強いと呟きました。
ウェルミィはそれを聞いてイオーラに死んで欲しいのかと驚愕しました。
その後も悟られないようにイオーラを手助けしたのです。
自分についていた優秀な家庭教師をクビにし、イオーラにつけるように言ったのです。
ウェルミィの目的は、イオーラをこの家から逃すこと。
そのためなら自分は破滅しても構わないと思っていたのでした。
悪役令嬢の矜持ネタバレ3話!
エイデスの断罪は続きます。
財産を惜しみなく使っていたことを指摘されます。
ウェルミィはイオーラが高価な魔導具をばっかり買っていたと言い返します。
すると、同日の同じ購入品なのに異なる明細が2枚あると言われるのです。
二重帳簿でした。
差出人不明の帳簿を仕向けたのはウェルミィでした。
帳簿記入は父親からイオーラに与えられた仕事でした。
ウェルミィも家計簿をつける練習との名目で、帳簿の一部任されたことがありました。
そのときに一部だけを纏めるのが二度手間だと感じたのです。
なら最初から全部纏めてチェックさせればいいと。
そこでイオーラに任せられない理由があると感じたウェルミィは、それを確かめるために任された領収書を1枚イオーラの方に滑り込ませたのです。
そのあと、ウェルミィが外を見ると外出許可日ではないのに外にいるイオーラを見つけます。
父親の元をアイスティーを持って、イオーラと一緒に尋ねました。
あいにくイオーラもいるのだと言いながら。
そこで、イオーラが品目が同じで金額が違う領収書があったと報告しました。
それを聞いて、ウェルミィは父親が収入の金額を誤魔化していることを確信。
その場ではウェルミィはイオーラにアイスティーをかけ、これ以上何か話さないようにしました。
父親の機嫌を損ねて貴族学校への入学が取りやめにならないようにするためでした。
そしてウェルミィは、イオーラの代わりにいざというときの証拠集めをすることにしたのでした。
それによって、エイデスは父親が脱税や虚偽申告をしていたことを知っていたのではないかと言われるのです。
帳簿の筆跡がウェルミィだからでした。
それを言われるとウェルミィはバカのふりをして、父親がそんなことしないと言います。
するとエイデスはさらなる断罪を続けました。
イオーラが勝手に買っていた魔導具は素性不明であり、全て呪いがかかっていた形跡があったのだと言います。
購入していた人物は、小太りでちょび髭、貴族らしき中年男性だという情報もあると付け加えます。
周りはその容姿に当てはまる父親に注目します。
父親は自分ではない、見るなと慌てた様子です。
ウェルミィはそんな態度だと認めたようなものだと思うのでした。
その姿に喜んでしまっていることはまずいと、ウェルミィは父親を庇う発言をします。
イオーラが父親を狙ったのではないかと。
ですがエイデスは、あれらは置いてある場所で呪いを発揮する魔導具だと言います。
そしてそれらがあったのはイオーラの部屋であったと侍女と家令が証言しているのだと。
そう、その通りなのでした。
父親がイオーラを殺そうとしていたのです。
家令が受け取り、イオーラの部屋に置くように命じられていたのです。
そしてその呪いを解呪したのはウェルミィなのでした。
ウェルミィは初めてイオーラを殺すための魔導具を見たときからそれを練習していたのです。
当然呪いの魔導具は、違法の存在でした。
父親の罪を断罪するエイデス。
周りはざわつきます。
そんなエイデスだからこそ、イオーラを任せられるのだと思っていたのです。
エイデスは呪いの魔導具を憎んでおり、その構造を解明して魔導省のトップに立った人なのでした。
冷酷という評価は、エイデスに処された人たちが流布したものなのでした。
ウェルミィはエイデスがそんな人ではないことを知っていたのです。
夜会に出られるようになった16歳のときです。
14歳から18歳まで貴族学校に通うのですが、その折り返しから参加できるようになるのです。
貴族学校に入学してからは、アーバインの目をイオーラから自分に向けさせるように注力していたウェルミィ。
アーバインは、女の外見にしか興味がないということがわかっていました。
ウェルミィは自身が持つ朱色の瞳の力のおかげか、相手の本質を直感的に見抜けるようになっていたのです。
アーバインにはイオーラを預けられないと感じていたのです。
学校では、アーバインの婚約者ではないのにどうしてべったりなのかと女生徒に聞かれていました。
聞かれると、アーバインはイオーラではなく自分と結婚したがっていると言って聞かせていました。
同い年で腹違いの姉妹、婚約者を横取りした妹と奪われた姉。
噂好きたちの格好の的となっていました。
ウェルミィはこの環境を利用していたのです。
イオーラの悪名が広がれば、声をかける男がいなくなると考えました。
イオーラから男を遠ざけるためでした。
まともな感性を持つならイオーラの真価に気づくとも思っていました。
子爵令嬢のカーラには、アーバインにべったりなウェルミィの態度はどちらにも得がないと言われました。
こんな忌憚ない意見をみんなの前でぶつけてくる彼女は、イオーラのそばにおいておきたいと思うのです。
そしてそう仕向けることにも成功するのでした。
カーラに悪い虫を追い払ってもらおうと考えているのでした。
そしてカーラが有効を結ぶ人がイオーラのいい友となってくれるとも思ったのです。
ですが、一つ誤算がありました。
男爵令息のレオがそばにいることだけは避けたかったのです。
内面は悪くないが、全てを見抜く目が危ういと思っていました。
イオーラの美しさを見抜いてしまうかもしれない。
そのせいで計画が破綻してしまうかもと。
アーバインにも美しさが伝わってしまうとすぐにでも結婚を進めてしまうと思っていたのです。
レオではアーバインに太刀打ちできないためでした。
アーバインに婚約破棄させた後の後釜をレオ以外で探そうとするウェルミィ。
夜会の日には、よほどの事情がない限り婚約者のいない令息令嬢を伴ってくるのが慣例でした。
ウェルミィは権力と人気があり、婚約者のいない令息を探していました。
そこでぶつかり、エイデスが支えてくれたのです。
青みがかった紫の瞳で、無表情ながら欲もなく自分を心配してくれていたことがわかったのです。
母親にエイデスのことを聞くと、社交も女性も嫌いなのだと聞かされますが、それは仮面だと見抜くウェルミィ。
きっと顔立ちが良いため、女性を遠ざけているのだと感じていました。
ウェルミィは、エイデスこそがイオーラを預けるにふさわしいと考えるのでした。
悪役令嬢の矜持ネタバレ4話!
イオーラとエイデスを結びつけたいと考えたウェルミィは、2つの策を用意することにしました。
- エイデスに、匿名で直接告発の手紙を送る。
- イオーラのそばにいた男子学生を利用し、連絡係として手紙を渡す。
ウェルミィは2つめの方法に賭け、結果大成功したのです。
その後、エイデスからイオーラに婚約の申し入れがくることになったのでした。
そして現在、ウェルミィの策略通り父親はエイデスに断罪されています。
次いで、母親も断罪されることになりました。
母親は結婚詐欺で断罪されたのですが、それについてはウェルミィの策略外のお話でした。
結婚詐欺の被害者は、ウェルミィの解呪魔術の先生である、クラーテスでした。
クラーテスは、エイデスの古くからの友人だったのです。
ウェルミィはと、クラーテスに初めて会ったときから瞳の色に違和感を感じていました。
クラーテスの瞳の色は、ウェルミィと同じ朱色なのです。
もともとウェルミィは、自分が父親と似ていなかったため本当の父親は別の人なのではないかと思っていました。
そのため、クラーテスと会い瞳の色を見たことで、自分の父親なのではないかと感慨ていたのです。
気にしないようにしていたウェルミィですが、エイデスの話を聞いて父親だということを確信しました。
さらに、エイデスはイオーラの父親が前伯爵なのだという重大な秘密を話し始めました。
つまり、ウェルミィの父親である現在の伯爵はウェルミィともイオーラとも血が繋がっていなかったのです。
現伯爵は前伯爵が亡くなった際、前伯爵の妻に交渉を持ちかけていました。
自分を伯爵とするなら、前伯爵の子供であるイオーラを正式に後継者にする、という内容だったのです。
それは、イオーラを利用して自分が伯爵の地位を手にいれたということだったのです。
そして他にも、年齢的にウェルミィが姉でイオーラが妹であるという事実まで発覚しました。
エイデスの話を聞いたウェルミィは、自分の策略に実の父であるクラーテスを巻き込んでしまったことに対し申し訳なさを感じてしまいます。
また、次にエイデスに断罪されるのは自分だと覚悟を決めるのでした。
悪役令嬢の矜持ネタバレ5話!
ウェルミィの婚約者であるアーバインは家督を継ぎたいという欲望から、婚約破棄をしていたイオーラに再度申し込みをします。
もちろん、そのような要望が通るわけもなく、アーバインも罪に問われることになるのでした。
エイデスの発言により、動揺してしまったウェルミィ。
つい、今まで隠してきたイオーラが大好きだという感情を口にしてしまいます。
さらに、イオーラのことを侮辱したエイデスに対し、手を挙げてしまいました。
ウェルミィはそれに対しても、相応の罰を覚悟します。
ウェルミィの頭はそのことではなく、イオーラのことが大好きだという感情がバレてしまったことで頭がいっぱいなのです。
もう誤魔化すことも否定することもできなくなったウェルミィは、イオーラについて自分が考えていたことを話すことにしました。
イオーラは素晴らしい人で、エイデスは相手に相応しいと思ったということなどを話してしまうのでした。
さらにウェルミィは、同じ学校に王族が通っていることに気付いたと話します。
イオーラに好意を寄せ、近づいてきていた男子生徒が王太子殿下のレオニール・ライオネルだったのです。
ウェルミィはレオニールが身分を隠してイオーラに近づいたため、信用していませんでした。
ここまで話してしまったウェルミィは、厳罰を覚悟しました。
ですが、エイデスは罪に問わないと言います。
ウェルミィは悪いことをしていた人たちを暴き出したため、褒美として望むものはないかと尋ねられました。
イオーラを救うことができればなんでもすると返答するウェルミィ。
それに対しエイデスは、ウェルミィを妻にすると提案してきたのでした。
夜会で初めてウェルミィと会ったときから、能力を見抜き、存在を覚えていたというのです。
ウェルミィの「人を見抜く力」は、多くの人が気付いていました。
王太子殿下たちやエイデス、クラーテスや家臣、そしてイオーラもです。
実は、パーティで起こったことはすべて、ウェルミィの気づかないところで進められていた茶番でした。
それを知って、ウェルミィはエイデスがパーティの最初に「婚約者を紹介する」と言ったことを思い出しました。
その婚約者をイオーラだとは言っていなかったのです。
つまり、エイデスは最初からウェルミィとの婚約を発表しようとしていたのでした。
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まとめ
これまで”悪役令嬢の矜持の漫画ネタバレ!憎まれても義姉の幸せのために企む悪役令嬢の物語!”のテーマでお伝えしてきました。
ウェルミィが悪役に徹して義姉のイオーラを救うことに全てをかけているのがすごいです!
エイデスの断罪によってイオーラは救われるのでしょうか?
先が気になる方はぜひ、「悪役令嬢の矜持〜婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。〜」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”悪役令嬢の矜持の漫画ネタバレ!憎まれても義姉の幸せのために企む悪役令嬢の物語!”と題してお届けしました。