【人類の半数がちいこになった】ネタバレ！怖いお話？最終回・結末まで徹底解説！

今回は”【人類の半数がちいこになった】ネタバレ！怖いお話？最終回・結末まで徹底解説！”のテーマをお伝えします。

ある日急に、人類の半数が謎の生物ちいこになってしまったことで始まるキュート・パンデミックストーリーです。

SNSで話題を呼んだ、可愛い生物に侵食される物語です。

今回そんな「人類の半数がちいこになった」のネタバレと感想をお伝えしていきます。

それでは早速、”【人類の半数がちいこになった】ネタバレ！怖いお話？最終回・結末まで徹底解説！”と題して進めていきましょう。

 

【人類の半数がちいこになった】ネタバレ！

どうして突然ちいこになってしまったのでしょうか。

ここからは、「人類の半数がちいこになった」のネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

人類の半数がちいこになったネタバレプロローグ

世界各地で、急に人類の半分がちいこという生物になってしまいました。

驚きの状態だったのですが、ちいこの見た目により人々は魅了されていったのです。

パワハラ上司も、クレーマーもちいこになったことで可愛いと思われるようになったのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレちいこ対策本部

人類の半分がちいこになり、ちいこ対策本部が発足されました。

その対策本部の中にもちいこがいるのです。

ちいこ化問題は可愛さゆえに就業者が増えており、良い影響を与えていました。

本部長はそれに納得がいかず、主張をしていると突然ちいこになってしまったのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレばあちゃんとちいこ

おばあさんが畑に行くと、ちいこが数人いました。

どうやら近所の人たちがちいこになってしまったようなのです。

おばあちゃんはその近所の人たちの畑の世話もし、道の駅でちいこやさいとして売るのでした。

 

人類の半数がちいこになったネタバレ迷いちいこ

少年が外でケーキの売り子のアルバイトをしていると、ちいこが現れました。

汚れており、どうやら野良か迷子のようでした。

そのちいこを拭いてあげると、急にケーキが売れはじめます。

少年はバイト後、身元のわからないちいこを連れて帰ることにしたのでした。

 

人類の半数がちいこになったネタバレある家族の話ー弟ー

引きこもりの兄を持つ弟。

その兄がちいこになり、両親はそれを受け入れていました。

もちろんそれは可愛いからです。

布団の干したてが1番気持ちいと言っていた兄が、ちいこになっても干したての布団に喜んでいるのを見て、兄を感じて涙が流れてしまったのでした。

 

人類の半数がちいこになったネタバレある家族の話ー母ー

引きこもりの息子がちいこになり、ほっとしてしまった母。

そんな自分にゾッとしてしまいます。

可愛い見た目、不器用ながらも家事を手伝おうとするちいこに、切なくなってしまっていました。

慣れないながらも、そんなちいこの行動に息子の面影が見えるのです。

母はちいこを、自分の息子だと認識するのでした。

 

人類の半数がちいこになったネタバレある家族の話ー父ー

息子がちいこになり、妻は悩んでいましたが、考えるのを先延ばしにしてしまっていました。

改めて、家のことを妻に任せきりだったことを認識したのです。

ちいこが息子とは思えないのですが、妻は息子だと思っている。

そのことを受け入れつつも、父はちいこを息子とは思えないのでした。

 

人類の半数がちいこになったネタバレある家族の話ー兄ー

ちいこになってしまった兄自身は、何がきっかけかわからないまま引きこもりになってしまいました。

自分を責めない両親。

そんな中家事を手伝っていたが、自分は邪魔なのではと思いはじめ部屋から出られなくなっていたのです。

いなくなるか、外に出る勇気がほしいと思っていたのでした。

そして今、兄はちいことして家族の一員となっていたのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレ迷いちいこの届け出

ちいこを一時保護した少年は、迷いちいこ届を出しました。

身元がわからない場合は施設に行くことになることもあるそう。

ちいこを引き取ることもできると聞き、連絡をもらうことにしました。

後日、ちいこを引き取りに行きました。

そのままちいこと暮らすことを決めたのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレ彼女がちいこになった

靴下の脱ぎっぱなしで喧嘩になったカップル。

彼氏が謝ろうと思ったとき、彼女がちいこになってしまっていたのです。

そこで初めて、彼女が掃除などの家事をしてくれていたことに気がついたのでした。

気づいてももうあの頃の彼女に知ってもらうことはできないのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレちいこになりたい

飲みながらちいこになりたいと話すサラリーマンの2人。

ちいこになったらアイドルになりたいと夢のような話をしています。

それを聞いていた1人は、ちいこになっているだけでいいという存在になりたいと思いました。

決まった時間に起きて仕事に行く。

そんな生活をやめたいと考えてしまっているのでした。

そう考えて眠り、目を覚ましてもちいこにはなれないのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレ犯罪を犯した人

ちいこが発生したあと、多くの国で犯罪が減少していましたが、増加した国もありました。

罪を犯したものがちいこになると噂になっていたためです。

ですがそれを試した人間がちいこにならないケースが多発し、その噂は薄れていって犯罪件数も現状していっていたのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレ万引きちいこ

お店を営んでいた男性は、ちいこの万引きに悩まされていました。

ちいこを止めようとすると、周りの人からちいこなんだから許してやればと言われてしまいます。

その男性はお店を閉店させてしまいました。

ちいこに買い物について教え、買い方を教えた男性。

そのままちいこと一緒に、幸せに暮らしたのです。

 

人類の半数がちいこになったネタバレちいこの中身

ちいこは分類上人のため、病院にかかることもあります。

医者はちいこの身体の謎を解き明かせずにいるため、不安があるのです。

解剖も行われたことがないため、何もかが不明なのでした。

中身がわからない、ということが怖いと感じながらの診察になってしまっているのでした。

 

人類の半数がちいこになったネタバレある研究者の話

人類の半分がちいこになって数年。

ちいこに順応しつつも、どうしてちいこ化するのかを突き止めようとする研究者もいました。

天才科学者は、ちいこ化するのは必ず理由があるはずだと色々な方向から考察をしていきます。

ですがちいこ化してしまった博士の手帳には、原因はないと書かれています。

科学者はそれを受け入れられないでいました。

その博士の才が失われてしまったことを悲しんでいたのです。

博士が原因はないと断言していたことを知ってしまった科学者は、あきらめてしまいました。

ちいこについて、ふたつわかっていることがありました。

1. 人間の数がちいこより増えなければちいこも増えない
2. 人類はゆるやかに滅亡へと向かっている

 

【人類の半数がちいこになった】怖いお話？

「人類の半数がちいこになった」はある意味怖いお話と言えます。

理由としては、こちらが挙げられます。

• 人間が急にちいこという生物になってしまうこと
• ちいこ化してしまったら話すことができないということ
• どんどんちいこが増えていくこと

こちらについて、ひとつずつ解説していきます。

 

人間が急にちいこという生物になってしまうこと

人間が何の前触れもなくちいこになってしまうことが、怖い理由のひとつ目です。

一緒に住んでいる妻や夫、両親や息子が急にちいこという生き物になってしまうのです。

さっきまで、昨日まで普通に話していた人が急にちいこになるなんて、リアルで想像してみると本当に怖いですよね。

自分の家族や大切な人が、と考えると怖くて恐ろしい話ですよ。

ちいこ化した人物は元に戻るかもわからないのです。

つまり自分の大切な人に2度と会えないことになりますよね…。

現実に投影してみると、本当に恐ろしいです。

 

ちいこ化してしまったら話すことができないということ

人間が急にちいこ化してしまったら、もう話すことも意思の疎通もできなくなることがふたつめの怖いポイントです。

クレームを言って怒っていた人も、パワハラをしていた上司も、話せなくなってしまい「うー」といった声しか出なくなるのです。

また、買い物の仕方がわからない、飴の袋の開け方わからないなど、どうやら人としてできていたことも忘れてしまうようなのですね。

話すこともできず、意思の疎通もできない…。

本当に恐ろしいことですよね。

ちいことなってしまった人間は、もういなくなってしまったと言っても過言ではないです。

ですが悲しみのあまり、ちいこをそのちいこ化してしまった人としてみなしていくことで生きていくことになってしまうのでしょう。

 

どんどんちいこが増えていくこと

ちいこがどんどん増えていき、人間の数がちいこより増えないようになっていることが最後の怖いポイントです。

ちいこの数は人間の数よりも増えないということは、ちいこよりも人間が多くなることがないということですよね。

世界はちいこに侵食されているということです。

人間が増えれば、ちいこがより増えていくということですよね…。

人間がこれ以上増えていくことがないということになってしまいます。

なので、人類が滅亡していく、ということがわかりますね。

可愛いように見えて、ちいこは人類を侵食していっているのかもしれません。

 

【人類の半数がちいこになった】最終回・結末は？

「人類の半数がちいこになった」の最終回は、人類が滅亡に向かっているということで結末を迎えます。

最終回までのポイントは下記の3つです。

• ちいこになるのはなぜか
• ちいこは可愛いということ
• 人間の数はちいこよりも増えない

考察も踏まえつつ、説明していきます。

 

ちいこになるのはなぜか

ちいこになる原因については、本編の中で明らかになりませんでした。

悪い人、つまり犯罪者がなるという噂があったことは描かれていましたが、それはあくまで噂であり事実ではなさそうでした。

ですがクレームを言う人やパワハラをしていた人がちいこになったケースがあると紹介されていたため、まったく関係ないとは言い切れないと思います。

喧嘩をしたタイミングや、万引きしていた人がちいこになっていたようなこともありました。

引きこもりの人がちいこになったこともありましたよね。

そのため、ちいこになるのは何かしら負の出来事が関連しているように思います。

ちいこ化する原因は本編では明らかになっていませんが、何かネガティブなことが関連していると思います。

 

ちいこは可愛いということ

ちいこは誰もが可愛いという認識をしています。

見た目も動きも可愛く、確かに可愛いのです。

その可愛さによって人類に溶け込み、みんなが受け入れてしまっていますが、それが最大の恐ろしいことであると思います。

可愛くない、ゾンビのような見た目だとしたら人類は当然受け入れないでしょうし、何とかしてこの状態を打破しようと躍起になるでしょう。

ですがちいこは可愛いため、そのような気が起きないのが1番の怖さだと思いました。

ちいこの可愛さにより、人類は内面から侵略されてしまっているのでしょう。

 

人間の数はちいこよりも増えない

人間の数はちいこよりも増えないということが判明していました。

それはつまり、ちいこよりも人間が増えることはなく、どんどんちいこ化するということです。

人間がこの先増えていくことはないという事実。

ちいこにより侵食されていき、人類が滅亡に向かってしまっているということがこの事実によりわかってしまいました。

この物語で唯一わかっていることが滅亡に向かっているということなのだということが恐ろしいですね…。

この先も、ちいこが人間を侵食していくのでしょう。

 

【人類の半数がちいこになった】作品情報

作品名	人類の半数がちいこになった
著者	おおつかちょん
出版社	KADOKAWA

 

まとめ

これまで”【人類の半数がちいこになった】ネタバレ！怖いお話？最終回・結末まで徹底解説！”のテーマでお伝えしてきました。

人類の半分がちいこになる、なんていう衝撃の始まりをしたこの作品。

最初はちいこに対して可愛いなという感想を抱くのですが、読み進めていくとこの物語の怖さがひしひしと感じるようになりました。

身内がちいこ化してしまうことの切なさや恐ろしさを、こんなことは現実にないと思いながらもリアルに感じてしまったのです。

ちいこの可愛さ、その逆の怖さが気になる方はぜひ「人類の半数がちいこになった」を読んでみてくださいね。

それでは今回は、”【人類の半数がちいこになった】ネタバレ！怖いお話？最終回・結末まで徹底解説！”と題してお届けしました。