今回は、”私は選ばれない漫画ネタバレ!婚約破棄を告げられたクロエの結末は?”について記事にしていきます。
『私は選ばれない』は小説家になろうで人気の小説が、コミカライズした作品です!
今回そんな『私は選ばれない』のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”私は選ばれない漫画ネタバレ!婚約破棄を告げられたクロエの結末は?”と題して進めていきましょう。
目次
私は選ばれない漫画ネタバレ!
【あらすじ】
親が決めた政略結婚とはいえ、相手を子供の頃から恋い慕っている伯爵令嬢のクロエ。ところが、婚約者であるその男性、オルドランド侯爵家の嫡男エルネストは、最終的にクロエではなく妹のエミリィを選ぶ。残酷な現実に打ちひしがれるクロエだが、そんな彼女にシスレーユ公爵家のレオネルが突然結婚を申し込んできて――。不遇な伯爵令嬢と愛を知らない小公爵の、契約結婚からはじまる執着×溺愛ストーリー!
引用元:コミックシーモア
【登場人物】
クロエ・クレイオール
クレイオール伯爵家の長女で、感情を表に出さないよう教育を受けてきた
婚約者であるエルネストと妹のエミリィが両思いだと知り、密かに傷ついている
エルネストには幼いころからずっと片思いをしてきた
父親からは姉のクロエばかり厳しくされていた
レオネル・シスレーユ
シスレーユ公爵家の嫡男で甘いマスクが特徴
多くの女性に好意を向けられ、社交界でも様々な噂が流れている
クロエに求婚したのは鉄道事業に関して有利に進めるため
実は叶わない恋をしている女性がいる
エルネスト・オルドランド
クロエの婚約者
いつしかクロエの妹であるミリィのことを愛するようになった
実家であるオルドランド家は、北部の鉄道事業に力を入れている
資金支援の関係から、クロエの実家とは家同士の繋がりを持ちたかった
エミリィ・クレイオール
クロエの妹であり、親しい者からの相性はミリィ
姉の婚約者であるエルネストを好きになってしまう
父親に甘やかされて育ったこともあり、わがままを強引に通してしまう性格
ここからは『私は選ばれない』の全巻ネタバレになるので、ご注意ください!
私は選ばれない漫画ネタバレ1話
クロエはとあるパーティで、自分の婚約者であるエルネストと妹のエミリィが抱き合っているのを見てしまいます。
「エルネスト様、私たちの恋は結ばれないのですから」
「あぁ、そんな風に泣かないで…」
そんなやりとりをしている2人を見て、すぐさま引き返したクロエ。
2人が以前から両思いであるのは、社交界でも怪しげに噂されていることでもありました。
そうして実際に、クロエも2人の思いに気づいていました。
なにより、クロエとエルネストの結婚はなぜだか2年も延期されているのです。
私たちの結婚がこうして長引いているのは、エミリィが18歳になって婚約できるのを待っているからでしょうね。
この先、エルネストから婚約破棄されるであろう未来に気づいていたクロエ。
クロエはそう冷静に考えながらも、いつしか涙が止まらなくなってしまうのでした。
結局、クロエの想像通りに全ては進んでいきます。
父親はエルネストから送られてきた婚約破棄の書類にサインし、そうして同時にエミリィとエルネストとの婚約にも合意するのでした。
「お姉さま、申し訳ございません!お姉さまは私にない全てのものをお持ちですから!ですから、エルネスト様だけは!」
エミリィはクロエに許されようと、そう泣きついてきます。
しかし、クロエはずっとそんな風に感情を表に出せるエミリィが羨ましく思えていました。
クロエは厳しい教育を受け、本音を悟られないように感情を隠す術を身に着けています。
一方で妹のエミリィは甘やかされて育ち、笑ったり泣いたりと表情豊かなのです。
きっとエルネストもそんなミリィに惹かれたのだろうと、クロエは感じました。
「私はあなたの幸せを祈っているわね」
クロエはその日も、いつものように本音を隠して微笑みを向けるのでした。
それから暫くして、クロエは婚約破棄の件で社交界の噂が騒がしくなる間、領地で過ごそうと荷物をまとめていました。
父親からは「騒ぎが治まったら帰ってきたら良い」と言われているものの、クロエは密かにこの屋敷には戻らないと決めていました。
婚約者に逃げられた私に出来ることは、領民たちの幸せを祈ること。
そう考えたクロエですが、突然屋敷内が騒がしくなったことに気づきます。
「お嬢様、実はシスレーユ公爵家からレオネル様が突然やってきたようです」
その後、クロエは父親によってレオネルの元へと案内されるのでした。
私は選ばれない漫画ネタバレ2話
クロエはレオネルから「私の妻になっていただきたい」なんて衝撃のセリフを告げられます。
しかし、クロエは冷静でした。
「…これはレオネル様からの正式な命令となりますよね。立場が下である私に、断る権利はありません」
公爵家であるレオネルと、伯爵家であるクロエは立場に絶対的な差があります。
そのためクロエにこの求婚を断る術などありませんでした。
ですが、冷たくそう言い放ったクロエに対して、レオネルはどこか面白そうに笑っています。
「私はそうして、回りくどく話をしないあなたのことが好きですよ。そうしてこの結婚には1つ考えがあります」
そう話したレオネルは、クロエに対して「元婚約者を好きなままで良い」と告げました。
「あなたが子を産んでくれれば、その後は構いません。公爵家の体裁だけは守ってくれれば、不貞だって好きにしてください」
それはレオネルからの愛のない契約結婚の申し込みでした。
レオネルと契約結婚の話をするクロエですが、同時に誰かに愛されたいなんて自分の長年の夢は叶わないと感じました。
そんなことからクロエは少し冷たい態度で、レオネルに「私のことを心から愛してくださいますか?」と告げます。
もちろん、それは無理なことだと分かっています。
レオネルは多くの女性と噂がある男性で、クロエを一途に愛してくれることはありません。
クロエはそれを理解していて、試すようにわざとそう口にしました。
「わかりました。あなたのその条件、飲んであげましょう」
「え?」
それは、クロエにとっては予想もしていなかった言葉です。
「私のことはレオネルと呼んでください。私としても、あなたを心から愛せるよう努力しますから」
私は選ばれない漫画ネタバレ3話
お話の視点はレオネルです。
レオネルはある日のパーティで抱き合うエルネストとエミリィの姿を見つけます。
そうして、そんな2人を影から見つめるクロエの姿も同じように見つけてしまいました。
「あれは噂の…。まったく、姉との婚約破棄をせず、妹とこうして関係を持つなど最低な男だ」
レオネルは傷ついた様子のクロエの顔を見た瞬間、手を貸してやりたいなんて気持ちが沸きました。
”とある人物”とクロエのことを重ねたレオネル。
そうして思いついたのが、クロエへの結婚の申し込みでした。
レオネルにとってはクロエとの結婚は、色々と旨味があるものでした。
ちょうどエルネストの実家が進めている鉄道事業に、レオネルはうまく手を出したいと感じていたのです。
それだけでなくクロエを妻にしたのであれば、エルネストが捨てた女性を妻にしたということでエルネストにも優位に立てるはず。
全ての条件が上手くあい、レオネルはすぐさまクロエを手に入れる準備を進めます。
しかし、その後のクロエとの話し合いの場で「心から愛してほしい」なんて告げられたのは、レオネルにとって予想外の台詞でした。
自分の予想通りに全てが上手くいかないことを、逆に面白いと感じたレオネル。
そんなレオネルは、クロエとの今後の生活に期待をするのでした。
私は選ばれない漫画ネタバレ4話
クロエとレオネルの結婚が決まり、毎日が忙しく過ぎていきます。
というのも、世間への体裁の為にもクロエとレオネルの結婚は妹であるエミリィとの結婚よりも急がなければならないからです。
そのため急ピッチで結婚までの準備は進められ、クロエとレオネルも忙しい日々を過ごしました。
特にレオネルに関しては普段から忙しいうえに、結婚の準備で更に多忙な日々のはずです。
きっと無理をさせているはず。
クロエはそんな申し訳なさを、レオネルに感じていました。
ある日のこと、クロエの元に訪れたレオネルは「疲れを癒していただきたい」なんて話し、クロエを抱きしめてきました。
突然のことに驚いてしまうクロエ。
そもそも、元婚約者であるエルネストともこんなに密着したことはありません。
そんなことからどうにか逃げようとするクロエですが、レオネルは離してはくれませんでした。
「だ、ダメです。結婚前にこんな」
「いいじゃないですか、だって貴方たちの妹は…」
そう告げられた時、クロエは胸が酷く痛みます。
クロエが未だに片思いしているエルネストは、妹のエミリィをこうして抱き寄せていました。
それ以外にも様々なことを考えてしまって泣きそうになったクロエ。
私だってもう疲れてしまった、このまま彼に甘えていられたほうが楽だわ。
今まではずっと弱音を隠してきていたクロエですが、レオネルの前でだけは諦めて素直になることにしたのです。
私は選ばれない最終回の結末は?
『私は選ばれない』は小説家になろう!で既に完結を迎えている作品です。
ここからは、そんな原作の最終回についてまとめていきます。
- レオネルの思い人
- エルネストの本心
- お話の結末
まずは最終回までの3つのポイントについて順番に紹介していきます!
レオネルの思い人
3話でも描かれていましたが、レオネルはクロエを”とある人物”と重ねています。
そのとある人物とは、現王妃である女性です。
実はレオネルは現王妃に以前から片思いしていたんですよね。
けれど、叶わないと知って現在は恋心を隠し通しているレオネル。
レオネルがお話の序盤でクロエを気遣ったのは、”自分と同じ叶わない片思いをしていたから”でした。
エルネストの本心
クロエを捨て、クロエの妹であるエミリィと再度婚約した最低男のエルネスト。
しかし、その後のエルネストとエミリィとの婚約は上手くいきませんでした。
一体どうして、2人の関係は上手くいっていないのか?
それには2つの理由がありました。
- エミリィは何でも出来る元婚約者のクロエと比べられて、不満を持っているから
- 社交界では姉の婚約者を奪ったとして、2人の悪い噂が広まっているから
そうしてエルネストとエミリィは破談の危機を迎えます。
ですが、そんな2人を気遣ったのはクロエです。
お人好しなクロエは、2人の婚約を傍で支えることにしたのでした。
お話の結末
レオネルとクロエは結婚後、様々なトラブルはあったものの夫婦として上手くいっているはずでした。
ただ2人の間に子供が授からないことだけが大きな問題です。
クロエはそんな事実に酷く悩みます。
”このまま子供を妊娠できなければ、公爵家であるレオネルを困らせてしまう”
そんなことを感じて、クロエは離婚を決意しました。
一方で、離婚を切り出されたレオネルは、クロエを引き留めるために必死になります。
そうして、レオネルはクロエを引き連れ、誰にも邪魔されない領地へと向かいました。
何かと忙しかった日々を捨てて、2人きりの時間を満喫することになるレオネルとクロエ。
そうして数年後、突然クロエに妊娠が発覚し、2人はハッピーエンドを迎えるのです!
私は選ばれない漫画ネタバレ!婚約破棄を告げられたクロエの結末は?まとめ
ここまで、”私は選ばれない漫画ネタバレ!婚約破棄を告げられたクロエの結末は?”について記事にしてきました。
ちなみにこちらの作品は『どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます』のスピンオフ作品になります。
どちらの作品も同じなのですが、本当にこの原作者さんは最後まで波乱の展開が上手すぎる!
先が気になる方は、ぜひ『私は選ばれない』を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”私は選ばれない漫画ネタバレ!婚約破棄を告げられたクロエの結末は?”と題してお届けしました。