今回は”化け猫憑きの嫁入りネタバレ!化け猫が憑いている環の縁談から始まる愛の物語!”のテーマをお伝えします。
「化け猫憑きの嫁入り」は、化け猫が憑いてしまっている主人公の環が受けた縁談から始まる純愛物語です。
コミックシーモアで先行配信中の、女性マンガ部門でも上位の人気作品です!
今回そんな「化け猫憑きの嫁入り」のネタバレと感想をお伝えしていきます。
それでは早速、”化け猫憑きの嫁入りネタバレ!化け猫が憑いている環の縁談から始まる愛の物語!”と題して進めていきましょう。
目次
【化け猫憑きの嫁入り】ネタバレ!
【登場人物】
日下部 環(くさかべ たまき)
幼い頃から化け猫が憑いているため、家族から虐げられてきた。
日下部 桃(くさかべ もも)
環の妹。環とは違って両親に可愛がられている。
遠野 晴信(とおの はるのぶ)
陸軍特殊部隊最強の術士と言われている人物。
環が受けた縁談が、どのようなことになっていくのでしょうか?
ここからは、「化け猫憑きの嫁入り」のネタバレを含みますのでご注意ください。
化け猫憑きの嫁入りネタバレ1話
環は化け猫が憑いていることで、家族の家から離れた小屋に閉じ込められて生活をしていました。
そんな環に、父親は九頭竜家の策士との縁談の話を持ってきました。
相手は陸軍特殊部隊の軍曹で、歳は41、こどもが3人いるそうなのです。
そのため跡継ぎを作らなくてはいけないわけではないということなのでした。
環はどこか裏があるだろうと思いつつも、この家から抜け出す最後の機会だと思い受けることにします。
その答えを聞いた両親は、これで厄介払いができると冷たい態度でそのまま小屋を出て行ってしまいました。
妹の桃だけが小屋に残り、環に向かって可哀想だと蔑むような態度なのです。
自分には名家からも数えきれないほど縁談がきている、でも全て断っているのだと笑います。
桃は遠野 晴信という陸軍特殊部隊最強の術士の嫁の第一候補だと女学校で噂になっているようなのでした。
そしてこうも姉妹で違うのは、環が化け猫憑きだからだと言ってくるのです。
15年前、環は桃に大切なおばあさまの形見のぬいぐるみを、1日貸してあげたことがありました。
翌日桃がなかなか返してくれないため、環がぬいぐるみを引っ張ると腕がちぎれてしまいました。
すると、変な影が桃の腕に傷をつけてしまったのです。
そこへ母親がやってきて、環がやったのかと頬を叩きました。
環が自分じゃないと主張すると、化け猫が現れ、母親を攻撃したのです。
それがきっかけとなり、小屋に閉じ込められてしまったのでした。
環は自分じゃなく、猫のせいだと叫びますが誰も聞き入れてくれはしなかったのです。
それから15年、環はその小屋で心を石のようにして過ごしてきたのです。
感情を出すこともあまりなかったため、化け猫はあまり姿を見せなくなったのでした。
環の夫となる人は、穏やかそうな男性でした。
こどもは可愛いし、やっていけると思う環。
その夫から急に、猫を連れてきたのかと聞かれます。
環は咄嗟に連れてきてないと答えました。
もし化け猫憑きだということがバレてしまうと、実家に戻されてしまうかもしれないためうまくやろうと思うのです。
眠りにつこうとすると、夫となる男性が布団に入ってきました。
跡継ぎは作らなくていいにしても、夫婦の営みはしなくてはいけないということのようなのですが、環は嫌だと思ってしまいます。
すると男性を攻撃しようと、化け猫が出てきてしまったのです。
ですが男性はその化け猫を容易く結界の外に追い出したのでした。
やはり猫を連れてきたのかと聞かれてしまい、答えられなくなってしまった環。
初日から化け猫の存在がバレてしまった上、攻撃までしてしまった。
もう実家に戻されてしまうか、殺されてしまうか…どちらにしてもここにはもういられないと絶望してしまいます。
そんな中男性は、あの猫けっこう強いな、術が解けてしまったと言ったのです。
環が顔を上げると、そこには綺麗な若い男性が立っていたのでした。
化け猫憑きの嫁入りネタバレ2話
環は目の前の綺麗な男性に動揺し、目を丸くしてしまいました。
その男性は化け猫のせいで、先ほどまでの仮の姿が解けてしまったようなのです。
さらにこどもたちも式神だったとのことなのです。
こうしていたのはすべて、花嫁選別のためだったのだと言う男性。
環は選ばれなかったらまた実家に戻ることになるのかと思い、自分はどうなるのかと尋ねました。
すると逆に今回の娘は異能の力を持たないと聞いていた、何者だと聞かれてしまったのです。
環は正直に妹の代わりに来たと言い、妹の無礼に頭を下げました。
殺される、と覚悟しながら。
ですが男性は殺さず、命乞いをしない環におかしな奴だと言ったのです。
この屋敷に来て、逃げ出さなかったのは環が初めてなのでした。
肩書きで断られるか、変化した顔を見て去っていくかのどちらかだったのだということなのです。
男性は、環に普通の女のように男性への理想はないのかと尋ねました。
普通の女の子になりたかったが家では長女の扱いを受けておらず、小屋で暮らしていたと答える環。
美味しいご飯や学校での勉強、綺麗な服が欲しかったが、すべて化け猫のせいで叶わなかったのだと。
花嫁を選別するような、恵まれているあなたにはわからないと話しました。
するとその男性は、国と家のために花嫁を選別するのは普通だと言いました。
そして自分には時間がないのだと言い、胸元の呪詛を環に見せてきたのです。
これが広がると死んでしまうのだそうなのです。
死ぬまでにこどもを残し、妻にそのこどもを育ててほしいというのが彼の目的なのでした。
それに対し、環はそれがあなたの本心なのかと反論したのです。
男性はさらに話を続けます。
当主であった父親が早くに亡くなったため、母親が家を守りながら1人で育ててくれたのだと。
母親を楽にしてあげられると思った矢先に、自分が呪詛をかけられてしまったため、親孝行としてこどもを残したいのだと話したのです。
環はそれを聞き、自分と同じで決められた運命の中で自分にできることを精一杯やっているのですね、と微笑みました。
そして、あなたに嫁ぎます、できることをさせてくださいと彼の手を握ったのでした。
化け猫憑きの嫁入りネタバレ3話
環に嫁ぐと言われたその男性は、この呪詛の痣はどんどん悪化して醜くなっていく、そんな人間に嫁げるのかと言いました。
そもそも営みも拒否しているのに、とも言います。
環はいきなりだったのでと言い、今は男性のことを少し知れたので平気だと微笑みました。
そしてこの痣も漆黒で綺麗ですと言って触れると、触れた箇所が光り輝いたのです。
翌日、月読という治癒や守護の専門術士である白斗がやってきました。
白斗はその男性を、晴信と呼びました。
白斗が晴信の痣を見ると、若干薄くなっていると言います。
環は何か能力があるのかと尋ねられ、心当たりはないと答えました。
ですが晴信は猫がいる、と代わりに答えたのです。
晴信によると、化け猫を払ったのは一時的で、いまだに気配がするのだそう。
白斗に昨日の再現をしてほしいと言われ、環は晴信の痣を触りますが光りません。
何も変化がないと思っていると、白斗は癒しの反応が見えると言いました。
環の手を掴み、これはすごい光明だと興奮している様子です。
その様子を見た晴信は、近いと2人の間に手を入れました。
白斗は仕切り直し、環の存在が一縷の望みだと笑顔で話してくれるのでした。
晴信は環に、ありがとうと礼を言います。
そんな言葉を聞いたのは本当に久しぶりだった環は暖かい気持ちになり、ここに来られてよかったと思うのでした。
そのあと、式神にご飯を持ってきてもらった3人。
自分の前に運ばれてきたご飯を見て、環は魚の身をほぐして晴信に渡せばいいのかと言ったのです。
晴信は、そのご飯は環の分に決まっていると不思議そうに言いました。
それを聞いた環はこんなに豪華な食事は久しぶりだといい、笑顔でお礼を言いました。
今までまともにご飯も与えれられてなかったのかと驚く2人。
白斗は、環はもう遠野晴信の花嫁候補で、ほぼ決まりだから食べ物には一生困らないと言ったのです。
そこで初めて晴信のフルネームを聞いた環。
桃が話していた陸軍特殊部隊・九頭竜筆頭・遠野家当主の人物だったのです。
環は驚いて混乱してしまったのでした。
そしてその後、環は晴信の母親に挨拶するために、屋敷にきていました。
化け猫憑きの嫁入りネタバレ4話
屋敷に入ると、厳格そうな晴信の母親がいました。
入るなりさっそく、女学校にすら通っていない娘は遠野家に相応しくないと言われてしまいます。
ですが晴信は、環の本質が気に入ったのだと反論してくれました。
それでも晴信の母親は教養がない娘をどうするんだと言います。
環はそれでも、晴信の役に立ちたい一心で頭を下げました。
晴信の母親はそれでも認めないと言って去っていってしまいました。
晴信は母親が蔑むようなことを言ったことを環に謝ります。
ですが環は慣れているから気にしないでくださいと笑うのでした。
治癒能力が中途半端で申し訳ないと環が言うと、これまでではなくこれからどうするのかを考えようと言う晴信。
さらに自分が当主のため、結納の知らせはもう出してあると言うのです。
その頃日下部家では、環と晴信の結納の知らせが届いていました。
驚く両親と桃。
桃は信じられない様子で、怒りのあまり筆を折ってしまいます。
そして両親に考えがあると言うのでした。
一方環は、お付きのものシゲにより着替えをしていました。
美しい着物を着た環を見て、晴信は言葉を失ってしまいます。
晴信が気に入らなかったと思った環は、もっと地味な着物をと言いますが、晴信は思ったよりは似合っていると照れた様子なのでした。
晴信は環に、父親の形見である小刀を懐刀として渡します。
自分はいつ死んでしまうかわからないため、衛刀として持っていて欲しいと言うのです。
環は自分が晴信からもらった希望を返すためと、その小刀を受け取るのでした。
そして結納当日。
日下部家も揃っています。
環は自分の相手があの晴信であると知って家族が黙っていないと思ったのですが、なぜか上機嫌なことに不穏な空気を感じていました。
特に桃が、上機嫌で不審に思っていたのです。
すると母親が、環は死んだことにして美しい桃と取り替えての縁談はどうかと提案してきたのでした。
化け猫憑きの嫁入りネタバレ5話
環の母親が桃と取り替えて縁談をしてはどうかと言ってきたため、環は驚いてしまいます。
ですが平静を保たないと化け猫が出てきてしまうため、感情を出さないよう我慢していました。
桃が晴信のそばに行き、笑顔で挨拶をします。
それを見ながら環は、晴信は断ってくれると信じていました。
晴信は何も言わず、桃の顔をじっと見ています。
そしていい、と一言発したのでした。
それを聞いた環は桃を受け入れたのだと思い衝撃を受け、化け猫が出ないように必死に自分を押さえているのです。
桃は嬉しそうに晴信に触れますが、晴信は触るなと桃を睨みつけたのです。
そしてはっきりと、妹はいらないと告げました。
いい、とはいらないという意味だったのです。
母親は環と違って桃は賢いのだと庇いますが、晴信は環だから気に入ったのだと言ってくれたのです。
その言葉に耐えられなかった桃は、自分のどこが環よりも劣っていると言うのかと本性を露わにしました。
それ以上口を開くなと、晴信は明らかな不快感を示しました。
最後に晴信は、日下部家にも自分の母親にも環以外を娶る気はないと伝え、晴信は環の手を取り、2人はそのままその場から出ていくのでした。
廊下を歩いていると、晴信が少し休みたいと息を切らしています。
倒れてしまいそうな晴信を環は支えます
するとまた、環が触れた箇所が光ったのでした。
横になった晴信を癒しの力で介抱する環。
どうやら能力の出が強くなっているようなのです。
少し楽になった晴信は、母親に環の能力のことを話してしまおうかとも思ったと話し始めました。
それで環をめとることを説得できるなら、と考えたのです。
ですがそれだと、もし能力の覚醒を待たずして自分が死んでしまっては、遠野家に留めて置けないと思ったのです。
そして、母親には環を1人の人として認めてもらいたかったのだと微笑むのでした。
環の家族にもわかってもらえるといいな、と優しく言う晴信に、環は晴信に選んでもらったからそうならなくても平気だと話すのでした。
晴信はもっと早く出会っていたら悲しい思いも少なくなっていたかと言いました。
そしてこれからはご飯もたくさん食べさせてあげるし、勉強もさせてあげられる。
だからやりたいことを教えて欲しいと言ってくれたのです。
環はこのもらった幸せを返したいと思うのでした。
そのあとシゲが夕飯だと呼びにきましたが、環は疲れからか寝てしまっていました。
気持ちよさそうに眠っている環を見ながら、晴信は自分がほだされてしまっていると自覚しています。
ですが、自分が死んでしまったときはできるだけ早く自分を忘れて欲しいと思っているのでした…。
【化け猫憑きの嫁入り】最終回の結末は?
「化け猫憑きの嫁入り」は、晴信の呪詛が完治し、環と幸せに暮らす結末になると予想します!
このようになるまでには、
- 晴信の母親が環を認めること
- 日下部家の邪魔を跳ね除けること
- 化け猫が成仏すること
この3点が重要なポイントであると考えます!
私自身の考えも踏まえて、解説していきます。
晴信の母親が環を認めること
晴信の母親は、環の優しさや、晴信に対する愛情深さを見て認めてくれるようになると思います。
晴信が言うように、能力が覚醒すれば認めてくれるようになるとは思いますが、それが環の良さではないですよね。
環自身の謙虚な優しさや、晴信に対して愛情や幸せを返そうとするその心を、母親は見ていくのではないでしょうか。
冷たい印象で、教養のない娘は遠野家に相応しくないと言う母親ですが、晴信のような優しい人間を育てたその心の底には優しさがあるのだと思います。
本当に教養で人を見ているのであれば、晴信もそのように見るようになっていてもおかしくはないですよね!
晴信の母親は環自身の心の素晴らしさに気がつき、それを認めて受け入れてくれるようになると期待します!
日下部家の邪魔を跳ね除けること
日下部家の邪魔を晴信と化け猫が跳ね除け、最終的には桃が犯罪にまで手を染めてしまい、物理的に邪魔をできないようになると思います。
結納の場で晴信に侮辱されたことを許すことができない桃は、どんな手を使ってでも環と晴信の縁談を無きものにしようと考えるでしょう。
幼い頃から姉の環に対し執着があるようなので、諦めることはしないと思います。
そのため、犯罪に手を染めてもおかしくはないですよね。
ですが悪いことをして許されるわけもなく、桃は捕まってしまうのではないでしょうか。
それに絶望した両親は、もうなす術がなくなると思います!
日下部家の邪魔行為は、晴信と化け猫によって跳ね除けられ、2人は結ばれると予想します。
化け猫が成仏すること
化け猫は環が幸せになったのを見届けて成仏すると思います。
そもそも化け猫は、家族に虐げられていた環の唯一の味方であったのだと考えます。
何か嫌なことを言われたりされたりしたとき、環が感じる「嫌だ」という感情を感じ取って化け猫が出てきていますよね。
つまり化け猫は、環を守ろうとしてくれているのだと思います。
ですが環を守ってくれて幸せにしてくれる晴信が現れ、2人が結ばれることを見届けたことで満足し、成仏していくのではないでしょうか。
まとめ
これまで”化け猫憑きの嫁入りネタバレ!化け猫が憑いている環の縁談から始まる愛の物語!”のテーマでお伝えしてきました。
環が心根の優しい子で早く幸せになる姿が見たいと思ってしまいますね!
きっとその心が晴信の呪詛を治す鍵となるのだと思います。
日下部家、特に桃の今後の動向が気になりますし、何をしでかすか不安です。
先が気になる方は、ぜひ「化け猫憑きの嫁入り」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”化け猫憑きの嫁入りネタバレ!化け猫が憑いている環の縁談から始まる愛の物語!”と題してお届けしました。